どんな場合に侵害になる?
文化庁の考え方は、侵害になりうる条件を2つ挙げています。既存の作品に似ていること(類似性)と、その作品をもとにしたこと(依拠性)の両方が認められる場合です。
AI生成物について判断した国内の確定判例は、確認できていません。
テック・著作権 / 資料で確かめてから意見を読む
侵害かどうかを分ける2つの条件を先に確かめます。そのうえで、規制と活用をめぐるSNSの意見を論点ごとに読みます。
SNSの集計は2026年10月6日までの投稿です。
文化庁の考え方は、侵害になりうる条件を2つ挙げています。既存の作品に似ていること(類似性)と、その作品をもとにしたこと(依拠性)の両方が認められる場合です。
AI生成物について判断した国内の確定判例は、確認できていません。
作風や画風が似ているだけなら、著作権侵害にはならないと整理されています。
学習のための利用は著作権法30条の4で原則として許諾なしに行えます。ただし、権利者の利益を不当に害する場合は対象外です。
SNSの意見
3,353件
集めた5,175件の投稿のうち、意見を含むもの
2026年6月22日〜2026年10月6日の投稿
*印の論点は、理由別の内訳をまだ公開していません。
Yahooリアルタイム検索で集めた公開投稿の集計で、世論調査ではありません。
条文や文化庁の整理、これまでの経緯とまだ分からないことは、下の背景で扱います。
法律相談ではなく、公開資料とSNS投稿の整理です。制度の説明は、2026年10月11日時点で公開されている資料で確かめています。
論点ごとに読む
山の一つひとつが論点です。横に広い山ほど意見の数が多く、背の高い山ほど強い言い方の投稿が多く含まれます。論点名か山を押すと、下にその論点の説明と理由が出ます。
背の高さは、論点の重要さや主張の正しさを表すものではありません。件数の少ない論点も押せるよう、山の幅には最小値を決めています。
生成AIによる著作物の利用・学習をどこまで認めるべきか(生成AIと著作権)
Yahoo!リアルタイム検索で集めた公開投稿のサンプルです。社会全体の世論調査ではありません。
収集期間 2026-06-22〜2026-10-06/収集5175件・意見3353件(この図の母数)/更新 2026-10-06
山を押すと、その論点の図解と、賛成・反対それぞれの投稿が読めます
山を押すと、その論点へ移ります(面積=強く語られた投稿の数)
マス目100個が、いま見ている立場の全部です。 色つきのマスの数が、そのまま割合(%)になります。
件数
選んだ論点分類名「学習データ・無断利用」
生成AIの学習に、作品が作者の許諾なく使われることをめぐる意見です。著作権法第30条の4は、作品に表現された考えや感情を味わうことを目的としない利用なら、必要な範囲で許諾なく使えると定めています。ただし書きで、著作権者の利益を不当に害する場合は対象外です。
投稿では、許諾のない学習そのものを問題にする声が最も多く、自分や推しの作品を学習に使わないでほしいという声が続きます。学習は問題ないとして、出力された作品で判断すべきだとする声もあります。
841件SNSの意見3,353件のうち25.1%。7つの分類で最も多い件数です。
ひと目で見る、この論点の推移
8月3日 32.8% → 10月6日 26.1%(9回の収集)
「その他」を除く意見の投稿で、この論点が占める割合を収集の回ごとに比べています。集めた投稿の中の動きを示すもので、世論の動きを表すものではありません。
| 収集 | 件数 | 意見全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 2026年6月22日〜10月6日(累計) | 841件 | 25.1%(3,353件中) |
収集の回ごとの論点の割合は、このページの「SNS上の意見の推移」で見られます。この表は最新の累計です。
どんな理由で語られている?
この論点の841件は、編集部が投稿本文を読み直して理由ごとに分けました。1件の投稿は1つの区分にだけ入れています。同じ文面の投稿があっても、別々に1件ずつ数えています。割合の分母はこの論点の841件です。立場の内訳は、いまの分類で数えています。
選んだ理由420件・49.9%
どんな声か作者の許諾を得ずに作品を学習させること自体が問題だとする声が中心です。公式の絵や他人の絵をAIに読み込ませる行為への注意や、生成AIの画像を使わないでほしいという呼びかけも含みます。学習そのものは問題ないと反論する投稿も、この区分に入っています。
立場の内訳:規制・制限強化支持348・中立・情報29・推進・活用支持43
この論点の別の理由自分や推しの作品を学習に使わないでほしい →
選んだ理由162件・19.3%
どんな声か自分の絵や推しの画像を学習に使わないよう求める声です。プロフィールや投稿に「AI学習禁止」と明記する例が多く、X上では禁止の表示に実効性がないと知って悩む投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持135・中立・情報12・推進・活用支持15
この論点の別の理由作り手への対価がないまま使われる →
選んだ理由46件・5.5%
どんな声か作り手が時間と費用をかけた作品が、対価なしに集められて商品の材料になるという不満です。海外での提訴の報道を共有する投稿や、学習そのものは否定しないとする投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持40・中立・情報0・推進・活用支持6
この論点の別の理由学習は問題なく、出力で判断すべき →
選んだ理由44件・5.2%
どんな声か学習の段階では作品そのものを保存していない、侵害かどうかは出力された物で判断する話だ、と説明する声が中心です。学習と模倣の問題が混ざって議論されていると指摘する投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持6・中立・情報3・推進・活用支持35
この論点の別の理由規制や法の整備を求める →
選んだ理由39件・4.6%
どんな声か許諾なしの利用を認める今のルールに反対し、規制や法の整備を求める声です。作者の許可を取るのは当然だとする意見や、早くから無断学習をやめるよう訴えてきた政党の主張を紹介する投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持34・中立・情報3・推進・活用支持2
この論点の別の理由創作の場や文化が損なわれる →
選んだ理由33件・3.9%
どんな声か許諾のない学習が続けば、作り手の意欲や作品の質が下がり、楽しめる作品が減るという心配です。便利さは認めながら、成り立ちを理由に使わないとする投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持27・中立・情報1・推進・活用支持5
この論点の別の理由二次創作との扱いの違いを問う →
選んだ理由30件・3.6%
どんな声か生成AIを批判する人の二次創作も同じ問題を抱えていると指摘する声と、二次創作と大量の学習は別の話だとする声が混じります。
立場の内訳:規制・制限強化支持11・中立・情報1・推進・活用支持18
この論点の別の理由その他(感想・論争への意見など) →
選んだ理由23件・2.7%
どんな声か論争そのものが不毛だという感想や、許諾を得たAI動画の事例紹介、便利さと抵抗感の間で揺れる気持ちなどが含まれます。
立場の内訳:規制・制限強化支持7・中立・情報14・推進・活用支持2
この論点の別の理由許諾・補償・拒否できる仕組みを求める →
選んだ理由19件・2.3%
どんな声か学習に許諾やライセンス料を求める声、許可したデータだけで学習してほしいという声です。すべての作り手から許可を取るのは現実的でないと反論する投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持14・中立・情報2・推進・活用支持3
この論点の別の理由学習元を明らかにしてほしい →
選んだ理由13件・1.5%
どんな声かどの作品を学習したのかが分からないことを問題にし、学習データの公開や整理を求める声です。技術そのものは評価する立場からの投稿や、生成AIだけに開示を求めることに疑問を示す投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持8・中立・情報1・推進・活用支持4
この論点の別の理由AIの学習は人の学習と同じだとする →
選んだ理由8件・1.0%
どんな声か人も作品を見て学ぶのだから、AIの学習だけを問題にするのは筋が通らないとする声です。人とAIの学習を同じに扱う根拠を問い返すやりとりも含まれます。
立場の内訳:規制・制限強化支持2・中立・情報1・推進・活用支持5
この論点の別の理由透かしなど技術で防ぐ →
選んだ理由4件・0.5%
どんな声か電子透かしや、学習を妨げるデータなど、技術で守る方法に触れる投稿です。音楽生成サービスの訴訟の心配に触れる投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持3・中立・情報1・推進・活用支持0
この論点の別の理由許諾のない学習そのものを問題にする →
規制と活用への立場
この論点の841件を、生成AIの規制と活用への立場で分けました。
立場は、投稿全体が規制を強める向きか、活用を進める向きかで数えています。論点の中の細かな主張とは別です。
元の投稿を読む
規制寄りと活用寄りなど、立場の異なる投稿を編集部が2件選びました。要約も編集部によるもので、この2件から論点全体の立場の割合は読み取れません。
便利さは認めつつ、許諾のない学習は認めない
自動翻訳を便利だと思う気持ちと、許諾のない生成AIを受け入れない気持ちは両立すると書いています。権利の問題が片づいた翻訳なら使いたいという投稿です。
理由の区分:許諾のない学習そのものを問題にする/立場:規制・制限強化支持
侵害かどうかは出力で判断する
生成AIは著作権を無視しているという見方に対して、侵害かどうかは出力された物について判断する話だと説明する投稿です。
理由の区分:学習は問題なく、出力で判断すべき/立場:推進・活用支持
元のX投稿を最大2件表示します。
投稿に出てくる主張や前提を、法律の条文や文化庁・内閣府の資料に当てました。照らし合わせたのは主張の内容で、ここに並べた投稿の一つひとつを判定したわけではありません。個別の作品が著作権侵害に当たるかどうかを判断するものでもありません。
主張の照合照合日 2026年9月19日
無断で著作物が使われていること自体は事実で、懸念には根拠がある。ただし著作権法は学習のための利用を原則として権利者の許諾が不要な行為と位置づけており、常に著作権侵害にあたるとまでは言えない。享受目的が併存する場合など例外的に問題になりうる、という整理がより正確。
この主張に当たる投稿 2件
主張の照合照合日 2026年9月19日
そのとおりです。政府(内閣府)が用意しているのは、開示するか、しない場合は理由を説明すればよい任意の枠組み(プリンシプル・コード)で、開示を法律で義務づけるものではありません。
この主張に当たる投稿 2件
資料の確認確認日 2026年10月11日
第30条の4は、作品に表現された考えや感情を味わうことを目的としない利用なら、必要な範囲で使えると定めています。例の一つが情報解析で、AIの学習はこれに当たるかどうかで議論されてきました。ただし書きは、作品の種類や用途、使い方に照らして著作権者の利益を不当に害する場合を対象外としています。
資料には書かれているのに、投稿ではほぼ話題になっていないこと
著作権侵害が認められれば、無断で自分の作品をAIに学習されたと考える権利者は、AI生成物の廃棄請求を行える可能性がある。一定の場合には、学習用データセットからの除去請求も行える可能性がある。「無断で使われたら泣き寝入りするしかない」という認識でいる人にとっては、実際に取れる手段が想定より残っている。
意見3,353件のうち、この話に触れた投稿は0件でした(2026年10月7日に確認)。
「廃棄」「除去請求」の語での一致は1件ある。米カリフォルニア州でのアンソロピック社に対する別訴訟の報道で、日本の著作権法の解釈に基づく権利者の救済手段への言及ではないため除外。「差止め」まで広げると1件(AI生成物利用者側の炎上リスクとしての言及)が加わるが、権利者が行使できる救済手段としての言及ではなく除外。廃棄請求・データセットからの除去請求という具体的な手段そのものへの言及は0件。2026-09-20: 新規272件(意見)を同じ条件語で再検索。関連投稿で「廃棄」に1件ヒットしたが意見ではなく(ニュース共有)、内容も書籍が物理的に廃棄されたという別文脈のため対象外。意見側の新規一致なし、母数のみ更新。2026-09-29: 新規281件(意見)を同じ条件語で再検索し、新規一致なし。母数のみ更新。2026-10-06: 新規270件(意見)を同じ条件語で再検索し、新規一致なし。母数のみ更新。2026-10-07: 9月5日の回を判定し直したため、母数を3,353件へ更新。新たに意見になった14件を同じ条件語で再検索し、新規一致なし。
自作品をAI学習から守りたい権利者は、robots.txtへの記載や利用規約への明示でオプトアウトを表明できる。しかし、それを尊重しないクローラーには効かない。別サイトへ転載された作品がそこから収集されることも防げない。「オプトアウトを表明すれば守られる」という認識では、実際の防御力を過大評価する可能性がある。
意見3,353件のうち、この話に触れた投稿は0件でした(2026年10月7日に確認)。
「robots.txt」「クローラ」「オプトアウト」の語での一致は4件ある。企業版サービスの契約上のオプトアウトやEU方式の集中管理オプトアウトに触れた投稿と、robots.txt等の存在を紹介するにとどまる投稿があった。残りは、オプトアウトが機能していないという抽象的な不満にとどまる。クローラーが記載を無視する具体的な仕組みや、転載経由での回避不可能性への言及は0件。2026-09-20: 新規272件(意見)を同じ条件語で再検索。新規の一致なし、母数のみ更新。2026-09-29: 新規281件(意見)を同じ条件語で再検索し、新規一致なし。母数のみ更新。2026-10-06: 新規270件(意見)を同じ条件語で再検索し、新規一致なし。母数のみ更新。2026-10-07: 9月5日の回を判定し直したため、母数を3,353件へ更新。新たに意見になった14件を同じ条件語で再検索し、新規一致なし。
制度の確認
AI学習と著作権侵害照合日 2026年9月19日
一律には決まっていません。著作権法第30条の4により、学習のための利用は原則として権利者の許諾が不要です。ただし、学習データの創作的表現をそのまま出力させる目的が併存する場合などは対象外になりうる、という考え方を文化庁が示しています。個別の裁判例の蓄積はまだありません。
学習データの情報開示照合日 2026年9月19日
義務ではありません。政府が示した「プリンシプル・コード」は、開示するか、開示しない場合はその理由を説明する「コンプライ・オア・エクスプレイン」方式の任意ルールです。法律による強制ではありません。
選んだ論点分類名「利用者モラル・倫理」
生成AIを使う人が守るべきことや、使い方の良し悪しをめぐる意見です。法律の線引きとは別に、作品の扱い方や、AIを使ったことを明かすかどうかといった、使う側のふるまいが問われています。
投稿で目立つのは、他人の絵をAIで加工する行為や、AIを使ったと書かずに公開することへの批判です。一方で、使う人をひとまとめに責める風潮に反発する声や、使い分けを各自の判断に任せる声もあります。国会でも、知財教育を強める必要があるという質疑がありました。
818件SNSの意見3,353件のうち24.4%。7つの分類のうち2番目の件数です。
ひと目で見る、この論点の推移
8月3日 20.3% → 10月6日 26.1%(9回の収集)
「その他」を除く意見の投稿で、この論点が占める割合を収集の回ごとに比べています。集めた投稿の中の動きを示すもので、世論の動きを表すものではありません。
| 収集 | 件数 | 意見全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 2026年6月22日〜10月6日(累計) | 818件 | 24.4%(3,353件中) |
収集の回ごとの論点の割合は、このページの「SNS上の意見の推移」で見られます。この表は最新の累計です。
この論点の投稿は、理由ごとに読み分けた結果をまだ載せていません。いまは件数と立場の内訳だけです。
規制と活用への立場
この論点の818件を、生成AIの規制と活用への立場で分けました。
立場は、投稿全体が規制を強める向きか、活用を進める向きかで数えています。論点の中の細かな主張とは別です。
元の投稿を読む
規制寄りと活用寄りなど、立場の異なる投稿を編集部が2件選びました。要約も編集部によるもので、この2件から論点全体の立場の割合は読み取れません。
AIを使った作品は分けて表示してほしい
AIを使った作品はジャンルを分けるべきで、表記がないのは後ろめたさの表れだと書いています。素材の提供に同意がある仕組みならまだよい、という投稿です。
立場:規制・制限強化支持
ルール違反と、使う人の否定は別の話
AI禁止の案件でAIを使うことや、手描きが条件の募集に応じることは良くないと認めています。そのうえで、生成AIを使う人は作り手ではない、という主張は別の話だとする投稿です。
立場:推進・活用支持
元のX投稿を最大2件表示します。
投稿に出てくる主張や前提を、法律の条文や文化庁・内閣府の資料に当てました。照らし合わせたのは主張の内容で、ここに並べた投稿の一つひとつを判定したわけではありません。個別の作品が著作権侵害に当たるかどうかを判断するものでもありません。
資料の確認確認日 2026年8月30日
2026年6月16日の参議院文教科学委員会で、知財教育の強化を求める質疑がありました。子どもや学生がAIを便利な道具として使うだけでなく、著作権との関係も正しく理解できるようにする、という趣旨です。質疑の中の指摘で、決まった方針ではありません。
立場が違っても共通する心配
分かれるところ出発点は同じ『レッテルで誤解されている』という不満である。規制・制限強化支持側は『反AIという語をやめ、無断学習の一部データセットの違法性のみに反対している実際の主張(規制派・生成規制論)で呼んでほしい』と求める。推進・活用支持側は『AI利用者を一律に盗人・非人道的と決めつけず、適法な利用として尊重してほしい』と求める。誤解の中身と、求める再定義の内容が逆向きになる。
読んだ投稿:規制・制限強化支持3件・推進・活用支持2件(確認日 2026年9月19日)
選んだ論点分類名「法制度・規制整備」
生成AIをめぐる法律やルールを、どう整えるべきかについての意見です。AI学習に関わる著作権法の条文(第30条の4)は、改正されていません。2026年の著作権法の改正は実演家の使用料に関するもので、AIとは別の話です。
政府は、AI事業者に学習データの概要の開示などを求める任意のルール「プリンシプル・コード」をまとめました。投稿では、早く規制を整えてほしいという声と、道具ではなく悪用した人を罰するべきだという声が分かれています。
643件SNSの意見3,353件のうち19.2%。7つの分類のうち3番目の件数です。
ひと目で見る、この論点の推移
8月3日 23.4% → 10月6日 24.5%(9回の収集)
「その他」を除く意見の投稿で、この論点が占める割合を収集の回ごとに比べています。集めた投稿の中の動きを示すもので、世論の動きを表すものではありません。
| 収集 | 件数 | 意見全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 2026年6月22日〜10月6日(累計) | 643件 | 19.2%(3,353件中) |
収集の回ごとの論点の割合は、このページの「SNS上の意見の推移」で見られます。この表は最新の累計です。
この論点の投稿は、理由ごとに読み分けた結果をまだ載せていません。いまは件数と立場の内訳だけです。
規制と活用への立場
この論点の643件を、生成AIの規制と活用への立場で分けました。
立場は、投稿全体が規制を強める向きか、活用を進める向きかで数えています。論点の中の細かな主張とは別です。
元の投稿を読む
規制寄りと活用寄りなど、立場の異なる投稿を編集部が2件選びました。要約も編集部によるもので、この2件から論点全体の立場の割合は読み取れません。
安心して使えるよう、早く規制を
AIに反対でも推進でもなく、個人が適切に安心して使えるよう、必要な規制を早く整えてほしいという投稿です。
立場:規制・制限強化支持
道具ではなく、悪用した人を罰する
偽の画像が問題なら、生成AIだけでなく画像の加工ソフトまで規制の対象が広がると書いています。道具を規制するより、悪用した人を罰する法が先ではないかという投稿です。
立場:推進・活用支持
元のX投稿を最大2件表示します。
投稿に出てくる主張や前提を、法律の条文や文化庁・内閣府の資料に当てました。照らし合わせたのは主張の内容で、ここに並べた投稿の一つひとつを判定したわけではありません。個別の作品が著作権侵害に当たるかどうかを判断するものでもありません。
主張の照合照合日 2026年9月19日
そのとおりです。政府(内閣府)が用意しているのは、開示するか、しない場合は理由を説明すればよい任意の枠組み(プリンシプル・コード)で、開示を法律で義務づけるものではありません。
この主張に当たる投稿 2件
主張の照合照合日 2026年9月19日
著作権法上のAI学習に関する条文が改正されていないのは事実である。ただしAI法の制定やプリンシプル・コードの整備は進んでおり、法制度の対応が「ほとんど進んでいない」「野放し」とまでは言えない。
この主張に当たる投稿 2件
資料の確認確認日 2026年8月30日
2026年6月25日の衆議院の委員会で、選挙期間中に生成AIで作る文書や画像についての答弁がありました。政党のキャラクターやロゴを含め、生成AIで加工した画像や映像は著作権や商標権を侵害する場合がある、という内容です。新しい規制を設けるという答弁ではありません。
資料には書かれているのに、投稿ではほぼ話題になっていないこと
プリンシプル・コードを受け入れたAI事業者は、電子透かしやC2PA等の技術で学習データの出所や生成物の来歴を示す措置を検討することが期待される。ただし義務ではなく、実施しない場合は理由を説明すればよい「コンプライ・オア・エクスプレイン」の任意の枠組みにとどまる。
意見3,353件のうち、この話に触れた投稿は0件でした(2026年10月7日に確認)。
「電子透かし」「C2PA」「来歴」の語での一致は8件ある。すべて、音楽生成AI「Suno」が自社製品に電子透かしを導入したという個別企業のニュースへの反応だった。プリンシプル・コードが求める透明性確保の技術的措置という、政府の政策枠組みへの言及ではないため除外。2026-09-20: 新規272件(意見)を同じ条件語で再検索。新規の一致なし、母数のみ更新。2026-09-29: 新規281件(意見)を同じ条件語で再検索し、新規一致なし。母数のみ更新。2026-10-06: 新規270件(意見)を同じ条件語で再検索し、新規一致なし。母数のみ更新。2026-10-07: 9月5日の回を判定し直したため、母数を3,353件へ更新。新たに意見になった14件を同じ条件語で再検索し、新規一致なし。
立場が違っても共通する心配
分かれるところ出発点は同じ『政策対応が遅い』という不満である。規制・制限強化支持側は『だからこそ韓国のように迅速で厳格な法規制を急ぐべきだ』と結論づける。推進・活用支持側は『だからこそインドのように迅速な規制緩和・活用推進を急ぐべきだ』と結論づける。急ぐべき方向が正反対に分かれる。
読んだ投稿:規制・制限強化支持3件・推進・活用支持2件(確認日 2026年9月19日)
分かれるところ出発点は同じ『レッテルで誤解されている』という不満である。規制・制限強化支持側は『反AIという語をやめ、無断学習の一部データセットの違法性のみに反対している実際の主張(規制派・生成規制論)で呼んでほしい』と求める。推進・活用支持側は『AI利用者を一律に盗人・非人道的と決めつけず、適法な利用として尊重してほしい』と求める。誤解の中身と、求める再定義の内容が逆向きになる。
読んだ投稿:規制・制限強化支持3件・推進・活用支持2件(確認日 2026年9月19日)
制度の確認
学習データの情報開示照合日 2026年9月19日
義務ではありません。政府が示した「プリンシプル・コード」は、開示するか、開示しない場合はその理由を説明する「コンプライ・オア・エクスプレイン」方式の任意ルールです。法律による強制ではありません。
2026年の著作権法改正照合日 2026年9月19日
無関係です。令和8年の著作権法改正は実演家の二次使用料に関するもので、AI学習の適法性に関わる第30条の4・第47条の5は改正されていません。
選んだ論点分類名「クリエイター保護・権利」
作り手の権利や暮らしを、生成AIからどう守るかをめぐる意見です。文化庁の考え方は、作風や画風が似ているだけなら著作権侵害にはならないと整理しています。声そのものを直接守る規定も、著作権法にはありません。
投稿では、作り手の権利が侵されているという声が最も多く、自分の作品を学習から守りたいという声、画風や表現がまねされることへの反発が続きます。企業や行政機関が生成AIの画像を使うことへの批判もあります。
409件SNSの意見3,353件のうち12.2%。7つの分類のうち4番目の件数です。
ひと目で見る、この論点の推移
8月3日 16.8% → 10月6日 10.7%(9回の収集)
「その他」を除く意見の投稿で、この論点が占める割合を収集の回ごとに比べています。集めた投稿の中の動きを示すもので、世論の動きを表すものではありません。
| 収集 | 件数 | 意見全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 2026年6月22日〜10月6日(累計) | 409件 | 12.2%(3,353件中) |
収集の回ごとの論点の割合は、このページの「SNS上の意見の推移」で見られます。この表は最新の累計です。
どんな理由で語られている?
この論点の409件は、編集部が投稿本文を読み直して理由ごとに分けました。1件の投稿は1つの区分にだけ入れています。同じ文面の投稿があっても、別々に1件ずつ数えています。割合の分母はこの論点の409件です。立場の内訳は、いまの分類で数えています。
選んだ理由166件・40.6%
どんな声か作り手の作品や労力が、断りなく使われて利益を奪われているという声が中心です。昔の自作をAIで加工された経験や、作り手を守ると言いながら生成AIの画像を使う広報への批判も含みます。
立場の内訳:規制・制限強化支持131・中立・情報17・推進・活用支持18
この論点の別の理由自分の作品を学習から守りたい →
選んだ理由61件・14.9%
どんな声か自分の絵や受け取った依頼作品に「AI学習禁止」を明記する投稿や、学習を防ぐ仕組みを紹介する投稿です。生成AIに賛成する投稿には反応しないと決める声もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持52・中立・情報4・推進・活用支持5
この論点の別の理由画風や表現がまねされる →
選んだ理由50件・12.2%
どんな声か特定の作家の画風をまねた画像が量産され、作り手が活動をやめてしまうという訴えです。画風そのものには著作権がないため、対抗しにくいと嘆く投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持41・中立・情報8・推進・活用支持1
この論点の別の理由仕事や収入が減る →
選んだ理由28件・6.8%
どんな声か依頼が減る、絵やナレーションの仕事が置き換わるという不安です。生活が脅かされても便利な道具は手放されない、と冷静に見る投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持19・中立・情報4・推進・活用支持5
この論点の別の理由その他(業界の先行きへの感想など) →
選んだ理由28件・6.8%
どんな声かデザイナーや作り手の先行きを案じる感想、声の仕事を頼みにくくなった経験などが含まれます。
立場の内訳:規制・制限強化支持10・中立・情報16・推進・活用支持2
この論点の別の理由質の低さや作り手への敬意のなさ →
選んだ理由27件・6.6%
どんな声か生成AIの画像の違和感や、作り手への敬意が欠けているという批判です。AIで稼げなくなったなら自分も使えばよいと反論する投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持19・中立・情報2・推進・活用支持6
この論点の別の理由規制や法の整備を求める →
選んだ理由15件・3.7%
どんな声か出版社や業界団体に生成AIの作品を扱わないよう求める声や、既存の作品をまねた生成物への規制を求める声です。個人の方針で他人を縛れないとする投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持9・中立・情報4・推進・活用支持2
この論点の別の理由企業や事務所の使い方を批判する →
選んだ理由14件・3.4%
どんな声か企業や事務所が生成AIの画像を使うことや、安い価格で売ることが市場を壊すという批判です。出版社などの対応を問う投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持13・中立・情報0・推進・活用支持1
この論点の別の理由行政機関の使い方を批判する →
選んだ理由10件・2.4%
どんな声か作り手との取引を正す役目の行政機関が、生成AIの画像を使ったことへの批判が中心です。政治の対応の遅れを問う投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持9・中立・情報0・推進・活用支持1
この論点の別の理由二次創作や同人との関係 →
選んだ理由10件・2.4%
どんな声か二次創作の作品に「AI学習禁止」を添える投稿や、二次創作と海賊版を同じに扱う議論への反発です。
立場の内訳:規制・制限強化支持8・中立・情報1・推進・活用支持1
この論点の別の理由作り手の権利が侵されている →
規制と活用への立場
この論点の409件を、生成AIの規制と活用への立場で分けました。
立場は、投稿全体が規制を強める向きか、活用を進める向きかで数えています。論点の中の細かな主張とは別です。
元の投稿を読む
規制寄りと活用寄りなど、立場の異なる投稿を編集部が2件選びました。要約も編集部によるもので、この2件から論点全体の立場の割合は読み取れません。
問題は、お金より権利
権利の問題を片づけ、問題が起きたときに処罰できる法規制があるなら、生成AIを使っても構わないと書いています。反対の理由はお金ではなく権利の問題だとする投稿です。
理由の区分:作り手の権利が侵されている/立場:規制・制限強化支持
新しい技術でも、作り手は消えない
音楽の分野では、新しい技術が出ても人の作り手が消えるわけではないという経験があるため、生成AIへの反応が落ち着いているのではないか、という投稿です。
理由の区分:作り手の権利が侵されている/立場:推進・活用支持
元のX投稿を最大2件表示します。
投稿に出てくる主張や前提を、法律の条文や文化庁・内閣府の資料に当てました。照らし合わせたのは主張の内容で、ここに並べた投稿の一つひとつを判定したわけではありません。個別の作品が著作権侵害に当たるかどうかを判断するものでもありません。
主張の照合照合日 2026年9月19日
そのとおりです。著作権法第30条の4は、非享受目的の利用であれば権利者の許諾も対価の支払いも法律上の要件としていません。契約に基づき自主的に対価を還元する事業者の取組事例は資料にありますが、法律上の義務ではありません。
この主張に当たる投稿 2件
主張の照合照合日 2026年9月19日
オプトアウトの手段が不完全であることは資料にも明記されており、無力感には根拠がある。ただし著作権侵害が認められた場合の救済手段(廃棄請求・除去請求等)は制度として存在しており、対抗手段が皆無というわけではない。
この主張に当たる投稿 2件
資料の確認確認日 2026年10月11日
文化庁の考え方は、作風や画風といったアイデアが似ているだけで、既存の作品との類似性が認められない生成物は、作って使っても著作権侵害にはならないとしています。一方で、作風にとどまらず、作品の表現まで共通する場合は別の話だとしています。
資料には書かれているのに、投稿ではほぼ話題になっていないこと
無断でAIに声を模倣された実演家は、著名性の要件を満たせばパブリシティ権で対抗できる可能性がある。ただし要件のハードルが高く、若手・中堅の実演家ほど法的な対抗手段を持ちにくい。著作権法には声そのものを直接保護する規定がないため、この空白は著作権法の改正では埋まらない。
意見3,353件のうち、この話に触れた投稿は0件でした(2026年10月7日に確認)。
「パブリシティ」の語での一致は4件ある。いずれも、パブリシティ権と著作権の混同への指摘や、特定の報道・判決の内容整理だった。著名性の要件が若手・中堅実演家を保護から実質的に排除しているという論点への言及は0件。2026-09-20: 新規272件(意見)を同じ条件語で再検索。新規の一致なし、母数のみ更新。2026-09-29: 新規281件(意見)を同じ条件語で再検索し、新規一致なし。母数のみ更新。2026-10-06: 新規270件(意見)を同じ条件語で再検索し、新規一致なし。母数のみ更新。2026-10-07: 9月5日の回を判定し直したため、母数を3,353件へ更新。新たに意見になった14件を同じ条件語で再検索し、新規一致なし。
制度の確認
声・作風の保護照合日 2026年9月19日
方針だけが示されています。声の模倣についてはパブリシティ権や不正競争防止法での対応を「引き続き議論」するとされていますが、著作権法によって声や作風そのものを保護する規定はまだありません。
選んだ論点分類名「AI生成物の権利・創作性」
AIで作った画像や文章に、著作権が認められるかをめぐる意見です。文化庁の考え方は、AIへの指示がアイデアにとどまる場合は著作物と認められないとしています。指示の具体さや、生成を見ながら直した回数、人の加筆などを合わせて、作品ごとに判断するという整理です。
投稿では、AI生成物に著作権を認めるべきでないという声と、AIを使った作品も認めてほしいという声が並びます。AI生成物を直接扱った国内の確定判例は、確認できていません。
243件SNSの意見3,353件のうち7.2%。7つの分類のうち6番目の件数です。
ひと目で見る、この論点の推移
8月3日 3.9% → 10月6日 8.0%(9回の収集)
「その他」を除く意見の投稿で、この論点が占める割合を収集の回ごとに比べています。集めた投稿の中の動きを示すもので、世論の動きを表すものではありません。
| 収集 | 件数 | 意見全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 2026年6月22日〜10月6日(累計) | 243件 | 7.2%(3,353件中) |
収集の回ごとの論点の割合は、このページの「SNS上の意見の推移」で見られます。この表は最新の累計です。
どんな理由で語られている?
この論点の243件は、編集部が投稿本文を読み直して理由ごとに分けました。1件の投稿は1つの区分にだけ入れています。同じ文面の投稿があっても、別々に1件ずつ数えています。割合の分母はこの論点の243件です。立場の内訳は、いまの分類で数えています。
選んだ理由57件・23.5%
どんな声か許諾なく学習したAIの生成物に権利が生じるのは納得できないという声が中心です。AIは作り手ではない、生成物は他人の作品の組み合わせだとする投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持48・中立・情報4・推進・活用支持5
この論点の別の理由その他(感想・使い方の話など) →
選んだ理由56件・23.0%
どんな声か手描きのほうが気持ちが伝わるという感想や、AIの画像を投稿して表示されにくくなった経験など、権利の話から離れた投稿が多く入っています。
立場の内訳:規制・制限強化支持5・中立・情報41・推進・活用支持10
この論点の別の理由AI生成物も作品として認めてほしい →
選んだ理由45件・18.5%
どんな声かAIを使った画像も一つの作品として楽しんでもらえればよい、法的に問題はないとする声です。AIで作った画像の便利さを紹介する投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持0・中立・情報0・推進・活用支持45
この論点の別の理由創作かコピーかの境目を問う →
選んだ理由37件・15.2%
どんな声かAIの絵は似た構図ばかりでまねに見えるという声と、絵柄が似ているだけでまねと呼ぶのはおかしいという声が混じります。努力を価値と見るかどうかの違いだとする投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持14・中立・情報10・推進・活用支持13
この論点の別の理由人の創作的な関わりがあれば認められる →
選んだ理由30件・12.3%
どんな声か人が指示や手直しで創作に関われば、AIを使った作品にも著作権が生じうるという声です。プロンプトを工夫する作業を、試行と検証の繰り返しだと語る投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持9・中立・情報8・推進・活用支持13
この論点の別の理由似ているか、もとにしたかで判断する →
選んだ理由14件・5.8%
どんな声か既存の作品に似ているか、それをもとにしたかで侵害かどうかを判断する、と説明する声です。書体やフォントの権利の範囲を説明する投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持5・中立・情報6・推進・活用支持3
この論点の別の理由一次創作と二次創作で分ける →
選んだ理由4件・1.6%
どんな声かAIを使った一次創作は問題なく、二次創作は別だとする声や、人とAIの二次創作で扱いが違う理由を問う投稿です。
立場の内訳:規制・制限強化支持1・中立・情報1・推進・活用支持2
この論点の別の理由AI生成物に著作権を認めるべきでない →
規制と活用への立場
この論点の243件を、生成AIの規制と活用への立場で分けました。
立場は、投稿全体が規制を強める向きか、活用を進める向きかで数えています。論点の中の細かな主張とは別です。
元の投稿を読む
規制寄りと活用寄りなど、立場の異なる投稿を編集部が2件選びました。要約も編集部によるもので、この2件から論点全体の立場の割合は読み取れません。
無断で学習したのに権利が生じるのは納得できない
許諾なく学習させたAIでも、指示が細かかったり加筆したりすれば著作権が認められるのは、気持ちとして納得できないと書いています。反論できる根拠は無いとも添えた投稿です。
理由の区分:AI生成物に著作権を認めるべきでない/立場:規制・制限強化支持
作品として楽しまれるならよい
AIを使った音楽や絵にも、人が見て聴いて楽しめるなら価値があると書いています。使いこなす作り手の多くは、AIの出力に自分で手を加えているという見方の投稿です。
理由の区分:AI生成物も作品として認めてほしい/立場:推進・活用支持
元のX投稿を最大2件表示します。
投稿に出てくる主張や前提を、法律の条文や文化庁・内閣府の資料に当てました。照らし合わせたのは主張の内容で、ここに並べた投稿の一つひとつを判定したわけではありません。個別の作品が著作権侵害に当たるかどうかを判断するものでもありません。
主張の照合照合日 2026年9月19日
AI生成物が一律に著作物として保護される、あるいは一律に保護されないという単純な結論は資料には無い。人の創作的寄与の有無によってケースごとに判断される論点として扱われており、これを直接確定させた判例もまだ確認できていない。
この主張に当たる投稿 2件
資料の確認確認日 2026年10月11日
文化庁の考え方は、AIへの指示が表現に至らないアイデアにとどまる場合、生成物は著作物と認められないとしています。指示の分量や内容、生成物を見ながら指示を直した試行、人の加筆や修正などを合わせ、作品ごとに判断するという整理です。
資料の確認確認日 2026年10月11日
AI生成物の著作権を直接扱った国内の確定判例は、確認できていません。文化庁の考え方も、判例や裁判例の蓄積がまだ無いことを前提にまとめられ、事例が増えれば見直すとしています。
選んだ論点分類名「技術競争・推進」
生成AIの技術の進歩や、国どうしの開発競争をどう考えるかをめぐる意見です。AI法(2025年公布)は、AIの研究開発と活用を進めることを目的にした法律で、著作権法とは別に定められました。
投稿では、技術の進歩や産業の競争力を理由に活用を進めるべきだとする声が中心で、仕事や暮らしでの便利さを評価する声が続きます。国会では、技術の進歩と作り手の保護の両立に、立法上の課題が残るという指摘もありました。
139件SNSの意見3,353件のうち4.1%。7つの分類のうち7番目の件数です。
ひと目で見る、この論点の推移
8月3日 2.7% → 10月6日 4.6%(9回の収集)
「その他」を除く意見の投稿で、この論点が占める割合を収集の回ごとに比べています。集めた投稿の中の動きを示すもので、世論の動きを表すものではありません。
| 収集 | 件数 | 意見全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 2026年6月22日〜10月6日(累計) | 139件 | 4.1%(3,353件中) |
収集の回ごとの論点の割合は、このページの「SNS上の意見の推移」で見られます。この表は最新の累計です。
どんな理由で語られている?
この論点の139件は、編集部が投稿本文を読み直して理由ごとに分けました。1件の投稿は1つの区分にだけ入れています。同じ文面の投稿があっても、別々に1件ずつ数えています。割合の分母はこの論点の139件です。立場の内訳は、いまの分類で数えています。
選んだ理由69件・49.6%
どんな声か規制を強めれば海外のAIに遅れるという声や、国が進める技術に反対するのはおかしいという声が中心です。リスクを抑えながら利点を生かす開発を求める投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持3・中立・情報2・推進・活用支持64
この論点の別の理由仕事や暮らしで役に立つ →
選んだ理由24件・17.3%
どんな声か業務の資料づくりや、ゲームの仮素材など、実際に使って便利だったという声です。著作権や電力の問題に触れ、使いどころを絞るべきだとする投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持1・中立・情報1・推進・活用支持22
この論点の別の理由その他(政策や業界への意見など) →
選んだ理由17件・12.2%
どんな声か生成AIを進める政策への批判や、海外企業の動き、データセンターの建設をめぐる話題など、幅広い投稿が入っています。
立場の内訳:規制・制限強化支持5・中立・情報10・推進・活用支持2
この論点の別の理由作り手と共に使っていく →
選んだ理由14件・10.1%
どんな声か技術は止められないので、作り手と共に使う道を探すべきだという声です。攻撃せずに規制を求める人には共感するという投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持2・中立・情報0・推進・活用支持12
この論点の別の理由規制より、変化に合わせるべき →
選んだ理由12件・8.6%
どんな声か規制で止めるより、市場の変化に合わせて手描きの価値を高めるなど、適応を勧める声です。国際的な規制は足並みがそろわないと難しいとする投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持0・中立・情報0・推進・活用支持12
この論点の別の理由権利の整理されたAIを進める →
選んだ理由3件・2.2%
どんな声か権利や電気代の問題が片づいたAIなら進めるべきだという、条件つきの声です。
立場の内訳:規制・制限強化支持0・中立・情報1・推進・活用支持2
この論点の別の理由技術の進歩と産業の競争力を重んじる →
規制と活用への立場
この論点の139件を、生成AIの規制と活用への立場で分けました。
立場は、投稿全体が規制を強める向きか、活用を進める向きかで数えています。論点の中の細かな主張とは別です。
元の投稿を読む
規制寄りと活用寄りなど、立場の異なる投稿を編集部が2件選びました。要約も編集部によるもので、この2件から論点全体の立場の割合は読み取れません。
リスクを抑えて、利点を生かす開発を
見ることを助ける機能など、AIの進歩には大きな利点があると書いています。著作権侵害などの悪用は目立つものの、リスクを抑えて利点を生かす開発を求める投稿です。
理由の区分:技術の進歩と産業の競争力を重んじる/立場:推進・活用支持
資源は役に立つAIへ回すべき
生成AIは資源を多く使うわりに現実の役に立たないとして反対し、画像認識や自動運転など、使い道のはっきりしたAIに資源を回すべきだとする投稿です。
理由の区分:その他(政策や業界への意見など)/立場:規制・制限強化支持
元のX投稿を最大2件表示します。
投稿に出てくる主張や前提を、法律の条文や文化庁・内閣府の資料に当てました。照らし合わせたのは主張の内容で、ここに並べた投稿の一つひとつを判定したわけではありません。個別の作品が著作権侵害に当たるかどうかを判断するものでもありません。
主張の照合照合日 2026年9月19日
著作権法上のAI学習に関する条文が改正されていないのは事実である。ただしAI法の制定やプリンシプル・コードの整備は進んでおり、法制度の対応が「ほとんど進んでいない」「野放し」とまでは言えない。
この主張に当たる投稿 2件
資料の確認確認日 2026年8月30日
2026年6月16日の参議院文教科学委員会で、AI時代に実演家をどう守るか、関係省庁と連携して立法上の課題も含めて対応すべきではないか、という質疑がありました。質疑の中の指摘で、決まった方針ではありません。
立場が違っても共通する心配
分かれるところ出発点は同じ『政策対応が遅い』という不満である。規制・制限強化支持側は『だからこそ韓国のように迅速で厳格な法規制を急ぐべきだ』と結論づける。推進・活用支持側は『だからこそインドのように迅速な規制緩和・活用推進を急ぐべきだ』と結論づける。急ぐべき方向が正反対に分かれる。
読んだ投稿:規制・制限強化支持3件・推進・活用支持2件(確認日 2026年9月19日)
選んだ論点分類名「その他」
ほかの6つの論点のどれにも当てはまらない意見をまとめた分類です。生成AI全般への賛否や、賛成派と反対派の対立そのものへの意見、使ってみた感想などが入っています。
著作権に直接触れない投稿も多いため、ほかの論点とは分けて数えています。
260件SNSの意見3,353件のうち7.8%。7つの分類のうち5番目の件数です。
ひと目で見る、この論点の推移
詳しいグラフを開く ↓「その他」を除く意見の投稿で、この論点が占める割合を収集の回ごとに比べています。集めた投稿の中の動きを示すもので、世論の動きを表すものではありません。
| 収集 | 件数 | 意見全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 2026年6月22日〜10月6日(累計) | 260件 | 7.8%(3,353件中) |
収集の回ごとの論点の割合は、このページの「SNS上の意見の推移」で見られます。この表は最新の累計です。
どんな理由で語られている?
この論点の260件は、編集部が投稿本文を読み直して理由ごとに分けました。1件の投稿は1つの区分にだけ入れています。同じ文面の投稿があっても、別々に1件ずつ数えています。割合の分母はこの論点の260件です。立場の内訳は、いまの分類で数えています。
選んだ理由74件・28.5%
どんな声か相手を賛成派か反対派かで決めつけ合う風潮への疲れや、呼び方を整理してほしいという声が中心です。対立をやめて論点を整理しようと呼びかける投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持2・中立・情報71・推進・活用支持1
この論点の別の理由その他(短い感想・話題の共有など) →
選んだ理由60件・23.1%
どんな声か祭りのポスターや公式の画像にAIが使われたことへの感想、誤った情報が出ることへの心配など、短い投稿が多く入っています。
立場の内訳:規制・制限強化支持0・中立・情報60・推進・活用支持0
この論点の別の理由使ってみた感想や品質の評価 →
選んだ理由43件・16.5%
どんな声か調べものや素材づくりで使って便利だったという感想と、頼りすぎて考えなくなることへの心配が混じります。
立場の内訳:規制・制限強化支持3・中立・情報25・推進・活用支持15
この論点の別の理由生成AI全般を支持する →
選んだ理由39件・15.0%
どんな声か反対する人は生成AIの定義を分かっていないのではという声や、自分の絵を動かすなど楽しく使う様子を伝える投稿です。
立場の内訳:規制・制限強化支持0・中立・情報2・推進・活用支持37
この論点の別の理由生成AI全般に反対する →
選んだ理由29件・11.2%
どんな声か雇用や電気代、データセンターなど、著作権以外の理由も挙げて生成AIそのものに反対する声です。人手不足を補うために導入することへの抵抗を書く投稿もあります。
立場の内訳:規制・制限強化支持28・中立・情報1・推進・活用支持0
この論点の別の理由法律や社会の問題として広く論じる →
選んだ理由8件・3.1%
どんな声か生成AIの問題は著作権だけでなく、社会全体の問題だとする声や、議論の移り変わりを振り返る投稿です。
立場の内訳:規制・制限強化支持1・中立・情報7・推進・活用支持0
この論点の別の理由個人情報保護法の議論と結びつける →
選んだ理由7件・2.7%
どんな声か個人情報保護法の改正をめぐる議論と、生成AIへの賛否を結びつけて論じる投稿です。
立場の内訳:規制・制限強化支持2・中立・情報4・推進・活用支持1
この論点の別の理由賛成派と反対派の対立そのものへの意見 →
規制と活用への立場
この論点の260件を、生成AIの規制と活用への立場で分けました。
立場は、投稿全体が規制を強める向きか、活用を進める向きかで数えています。論点の中の細かな主張とは別です。
元の投稿を読む
規制寄りと活用寄りなど、立場の異なる投稿を編集部が2件選びました。要約も編集部によるもので、この2件から論点全体の立場の割合は読み取れません。
人手不足をAIで埋めることへの抵抗
著作権の心配とは別に、足りない人手の穴埋めに生成AIを入れることに抵抗があると書いています。先に業務の見直しや採用の改善をするべきだという投稿です。
理由の区分:生成AI全般に反対する/立場:規制・制限強化支持
自分の絵の添削に使ってみた
自分の描いた絵をよくする方法をAIに尋ねたら、詳しい助言が返ってきたと書いています。参考の一つと考えつつも、勉強になったという投稿です。
理由の区分:生成AI全般を支持する/立場:推進・活用支持
元のX投稿を最大2件表示します。
投稿に出てくる主張や前提を、法律の条文や文化庁・内閣府の資料に当てました。照らし合わせたのは主張の内容で、ここに並べた投稿の一つひとつを判定したわけではありません。個別の作品が著作権侵害に当たるかどうかを判断するものでもありません。
この論点に対応する資料照合は、まだ登録されていません。
ひと目で見る、意見の推移
2026年10月6日の収集分では、生成AIと著作権に関する意見の投稿のうち、規制・制限強化支持が55.2%でした。推進・活用支持は24.8%、中立・情報は20.0%です。
SNS上の意見の推移
2026年10月6日時点2026年10月6日の収集分では、生成AIと著作権に関する意見の投稿のうち、規制・制限強化支持が55.2%でした。推進・活用支持は24.8%、中立・情報は20.0%です。
8月3日から10月6日までの9回の収集を、日付順に並べました。「中立・情報」は8月3日の16.6%から20.0%へ、3.4ポイント上がりました。「規制・制限強化支持」は8月3日の58.1%から55.2%へ、2.9ポイント下がりました。どちらも、ぶれの範囲に収まる差です。途中には、9月29日から10月6日にかけて「中立・情報」が9.9ポイント下がった回もあり、一直線の変化ではありません。
前回(9月29日)から今回(10月6日)にかけて、「中立・情報」は29.9%から20.0%へ、9.9ポイント下がりました。ぶれの範囲を超える差です。
| 収集日 | 意見数 | 規制・制限強化支持規制 支持 | 推進・活用支持推進 支持 | 中立・情報中立・ 情報 |
|---|---|---|---|---|
| 8月3日 | 277件 | 58.1%(161件) | 25.3%(70件) | 16.6%(46件) |
| 8月9日 | 265件 | 61.9%(164件) | 19.2%(51件) | 18.9%(50件) |
| 8月16日 | 300件 | 52.0%(156件) | 22.3%(67件) | 25.7%(77件) |
| 8月23日 | 277件 | 54.9%(152件) | 24.5%(68件) | 20.6%(57件) |
| 8月31日 | 310件 | 51.6%(160件) | 24.5%(76件) | 23.9%(74件) |
| 9月5日 | 296件 | 58.8%(174件) | 18.9%(56件) | 22.3%(66件) |
| 9月20日 | 272件 | 59.6%(162件) | 19.5%(53件) | 21.0%(57件) |
| 9月29日 | 281件 | 53.0%(149件) | 17.1%(48件) | 29.9%(84件) |
| 10月6日 | 270件 | 55.2%(149件) | 24.8%(67件) | 20.0%(54件) |
2026年10月6日の収集分では、生成AIと著作権に関する意見の投稿のうち、主な論点が最も多いのは「学習データ・無断利用」の26.1%でした。続いて「利用者モラル・倫理」が26.1%、「法制度・規制整備」が24.5%です。
8月3日から10月6日までの9回の収集を、日付順に並べました。主な論点が「学習データ・無断利用」の投稿は、8月3日の32.8%から26.1%へ、6.7ポイント下がりました。ぶれの範囲に収まる差です。主な論点が「クリエイター保護・権利」の投稿は、8月3日の16.8%から10.7%へ、6.1ポイント下がりました。ぶれの範囲を超える差です。
前回(9月29日)から今回(10月6日)にかけて、主な論点が「学習データ・無断利用」の投稿は、29.8%から26.1%へ、3.7ポイント下がりました。ぶれの範囲に収まる差です。
| 収集日 | 意見数 | 学習データ・無断利用学習 データ | クリエイター保護・権利クリエ イター | 法制度・規制整備法制度・ 規制 | 技術競争・推進技術 競争 | 利用者モラル・倫理モラル・ 倫理 | AI生成物の権利・創作性AI生成物 の権利 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 8月3日 | 256件 | 32.8%(84件) | 16.8%(43件) | 23.4%(60件) | 2.7%(7件) | 20.3%(52件) | 3.9%(10件) |
| 8月9日 | 245件 | 24.1%(59件) | 15.9%(39件) | 16.3%(40件) | 5.7%(14件) | 30.6%(75件) | 7.3%(18件) |
| 8月16日 | 260件 | 30.4%(79件) | 10.4%(27件) | 18.5%(48件) | 5.0%(13件) | 27.7%(72件) | 8.1%(21件) |
| 8月23日 | 247件 | 25.9%(64件) | 8.5%(21件) | 20.6%(51件) | 6.1%(15件) | 30.4%(75件) | 8.5%(21件) |
| 8月31日 | 282件 | 21.6%(61件) | 15.2%(43件) | 20.2%(57件) | 5.0%(14件) | 27.3%(77件) | 10.6%(30件) |
| 9月5日 | 281件 | 27.8%(78件) | 11.7%(33件) | 16.7%(47件) | 3.9%(11件) | 30.6%(86件) | 9.3%(26件) |
| 9月20日 | 257件 | 28.4%(73件) | 12.1%(31件) | 19.8%(51件) | 5.8%(15件) | 25.7%(66件) | 8.2%(21件) |
| 9月29日 | 262件 | 29.8%(78件) | 13.7%(36件) | 21.0%(55件) | 1.9%(5件) | 25.6%(67件) | 8.0%(21件) |
| 10月6日 | 261件 | 26.1%(68件) | 10.7%(28件) | 24.5%(64件) | 4.6%(12件) | 26.1%(68件) | 8.0%(21件) |
ここまでの問いと資料を踏まえ、あなたが最も重く見る論点を選んでください。
1あなたが最も気になる論点をタップ (全2問)
※ サイト参加者の集計であり、世論調査ではありません。回答と、24時間の重複防止用に一方向変換した接続元情報をサーバーに保存します。
背景をひらく
行を押すと、その行だけが開く仕組みです。上の3行で制度の中身を、下の4行で経緯・よくある質問・授業の材料・未確認のことを扱います。
著作物は、次に掲げる場合その他の当該著作物に表現された思想又は感情を自ら享受し又は他人に享受させることを目的としない場合には、その必要と認められる限度において、いずれの方法によるかを問わず、利用することができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びに当該利用の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。著作権法 第30条の4(柱書)
作品に表現された考えや感情を味わうことを目的としない利用なら、必要な範囲で許諾なく使えるという規定です。例として第2号に情報解析が挙がっていて、AIの学習はこれに当たるかどうかで議論されます。(一次資料メモの確認日 2026年10月11日)
争点になるのは後半のただし書きです。作品の種類や用途、使い方に照らして著作権者の利益を不当に害する場合は、この規定を使えません。どんな場合がそれに当たるかを整理したのが、文化庁の考え方です。(一次資料メモの確認日 2026年10月11日)
この条文は、施行が決まっている将来の版まで含めて変わっていません(2026年10月11日時点)。
関わる論点:学習データ・無断利用、法制度・規制整備
文化庁の考え方(2024年3月15日)は、法律そのものではなく、文化審議会の小委員会がまとめた解釈の整理です。主な点は次の4つです。(一次資料メモの確認日 2026年10月11日)
生成AIと著作権をめぐっては、著作権法そのものと、その解釈を示した「考え方」、AI事業者向けの任意ルール「プリンシプル・コード」が並行して存在します。どれについての話かを区別しないと、賛否の理由がかみ合わなくなります。
コードを受け入れる事業者の届出は、2026年10月26日から始まる予定です。
出典:文化庁「著作権法の一部を改正する法律」(令和8年法律第48号) / 内閣官房「AI時代の知的財産権検討会」(プリンシプル・コードと届出の案内)
関わる論点:法制度・規制整備
2024年3月15日文化庁が学習段階の考え方を公表
文化審議会著作権分科会が、AIの学習段階での著作物利用について著作権法第30条の4の適用範囲を整理し公表しました。学習のための利用は原則対象外ですが、学習データの創作的表現をそのまま出力させる目的が併存する場合などは対象外になりうるとしています。
2024年5月内閣府検討会が中間とりまとめを公表
内閣府「AI時代の知的財産権検討会」が、開発・学習段階と生成・利用段階に分けて著作権法上の課題を整理した中間とりまとめを公表しました。
2025年6月4日AI法が公布
AI技術全般の研究開発・活用を推進する法律(AI法)が公布されました。著作権法とは別の法律で、この後まとまる「プリンシプル・コード」の根拠になっています。
出典:e-Gov法令検索「人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律」(令和七年法律第五十三号、2025年6月4日公布)
2025年12月12日「プリンシプル・コード」案が固まる
内閣府検討会(第10回)で、AI事業者に学習データの出所などの開示を求める「プリンシプル・コード」案が事務局から示されました。開示は義務ではありません。実施するか、しない場合は理由を説明する「コンプライ・オア・エクスプレイン」方式が採られており、この後パブリックコメントにかけられました。
2026年4月21日・23日パブリックコメント結果を公表、関係団体にヒアリング
プリンシプル・コード案に寄せられた2,161件の意見(うち法人・団体99件)が報告されました。新聞・出版・放送・音楽の権利者団体は開示義務の強化を求め、AI事業者側の業界団体(BSA)は開示義務そのものに反対するなど、意見が分かれています。
出典:内閣府「AI時代の知的財産権検討会」第12回議事録(2026年4月23日開催) / 同 第11回議事録(2026年4月21日開催)
2026年6月「知的財産推進計画2026」を決定
政府の知的財産推進計画に、声や作風の模倣への対応を「引き続き議論」する方針が盛り込まれました。著作権法の対象外であるため、パブリシティ権や不正競争防止法での対応が論点です。プリンシプル・コードの普及を進める方針も入りましたが、具体的な法改正は伴っていません。
2026年8月18日プリンシプル・コードの修正案
内閣府の検討会(第13回)で、パブリックコメントを受けて直したプリンシプル・コードの案が示されました。検討会のページには、その後「案」の字が外れた本文が置かれています。
出典:内閣官房「AI時代の知的財産権検討会」(第13回)議事次第(一次資料メモの確認日 2026年10月11日)
2026年10月26日届出の開始(予定)
コードを受け入れるAI事業者が、内閣府に届け出る受付が始まる予定です。届出先は開始日に知らされます。
出典:内閣官房「AI時代の知的財産権検討会」(届出の案内)(一次資料メモの確認日 2026年10月11日)
背景台帳の確認日:2026年9月19日
制度の確認:2026年10月11日時点(一次資料メモの確認日 2026年10月11日)
推進側と規制側の理由を、論点ごとに3つずつ並べました。理由の文は、これまでの授業の節から変えていません。
確かめる一次資料
話し合いの問いの例
| 分類 | AI イラスト 問題 | AI イラスト 良い OR 便利 OR 助かる | AI 活用 メリット | AI 著作権侵害 | AI 規制 やりすぎ OR 反対 | AI学習 無断 | AI絵 パクリ | 生成AI クリエイター | 生成AI 便利 | 生成AI 反対 | 生成AI 著作権 | 生成AI 規制 | 生成AI 賛成 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 著作権厳格保護・クリエイターの権利回復を最優先 | 9 | 6 | 0 | 31 | 5 | 27 | 25 | 26 | 3 | 6 | 17 | 4 | 9 | 168 |
| AI技術推進・過度な規制は競争力を損なう | 1 | 0 | 0 | 0 | 10 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 | 5 | 10 | 3 | 34 |
| 法規制強化・ライセンス制度や許諾要件の整備を求める | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 1 | 4 | 0 | 13 |
| 利用者モラル・クレジット表記や配慮の欠如を問題視 | 5 | 3 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 5 | 2 | 4 | 2 | 1 | 27 |
| 条件付き容認・オプトアウトや対価支払いで共存 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 3 | 9 |
| 実用主義・利便性重視で問題に深入りしない | 8 | 11 | 23 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 22 | 3 | 2 | 4 | 10 | 88 |
| その他・分類保留 | 13 | 17 | 15 | 0 | 18 | 9 | 0 | 6 | 8 | 20 | 9 | 13 | 8 | 136 |
| 分類 | 規制賛成 | 規制反対 | モラル重視 | 保留 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 著作権厳格保護・クリエイターの権利回復を最優先 | 144 | 24 | 0 | 0 | 168 |
| AI技術推進・過度な規制は競争力を損なう | 0 | 34 | 0 | 0 | 34 |
| 法規制強化・ライセンス制度や許諾要件の整備を求める | 6 | 7 | 0 | 0 | 13 |
| 利用者モラル・クレジット表記や配慮の欠如を問題視 | 6 | 20 | 1 | 0 | 27 |
| 条件付き容認・オプトアウトや対価支払いで共存 | 0 | 8 | 0 | 1 | 9 |
| 実用主義・利便性重視で問題に深入りしない | 0 | 53 | 0 | 35 | 88 |
| その他・分類保留 | 7 | 18 | 0 | 111 | 136 |