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政策・国会 / 憲法改正論議

決まり方と争点を先に確かめる

憲法改正はどう決まり、何が争点か

短い答え

国会が発議し、国民投票で賛成が過半数になれば憲法は改正されます。

前の国会(第221回)では、憲法審査会で緊急事態条項や9条などを討議しました。

出典日本国憲法(e-Gov)衆議院憲法審査会 第221回国会の会議日誌

いまの段階憲法の改正はまだ決まっていません。国会での議論と政党の提案の段階です。

決まり方憲法が変わるまでの4段階
  1. 1

    国会で議論し、原案を出すいまはここ

    衆議院100人以上、参議院50人以上の賛成で原案を出せます

    憲法審査会が審査します

  2. 2

    国会が発議する

    衆参それぞれ総議員の3分の2以上の賛成が必要です

    内容の関連する事項ごとに分けて発議します

  3. 3

    国民投票を行う

    発議から60日以後180日以内に行います

    投票日は国会が決めます

  4. 4

    賛成が過半数なら承認

    賛成票が、賛成と反対を合わせた票の半分を超えると承認です

    最低投票率の定めはありません

2026年7月に成立した国民投票法の改正は、投票の実務を整える内容で、2026年10月31日に施行される予定です。憲法の条文は変わりません。

出典衆議院憲法審査会 関係資料集(令和8年版)日本国憲法(e-Gov)国民投票法 第2条・第126条と改正履歴(e-Gov)衆議院 国民投票法改正の成立経過

争点

いま議論されている2つの条項

第9条

9条に自衛隊を書き加えるか

いま
いまの9条は戦争の放棄と戦力の不保持を定めています。条文に「自衛隊」の語はありません。
提案
自民党は2018年に、9条1項と2項を残して自衛隊を明記する案を示しました。

SNSの意見「9条・自衛隊」436件意見全体の20.3%

出典日本国憲法(e-Gov)自民党 憲法改正の解説(2026年版)

緊急時

緊急時の決まりを憲法に置くか

いま
いまの憲法に「緊急事態条項」という名前の規定はありません。衆議院の解散中は、参議院の緊急集会で対応します。
提案
2026年5月、議員任期の特例などを整理した議論用のイメージ案が衆議院で示されました。国会承認の要件や期間の上限には、選択肢や空欄が残っています。

SNSの意見「緊急事態条項」335件意見全体の15.6%

出典日本国憲法(e-Gov)衆議院 緊急事態条項のイメージ案(2026年5月14日)

よく聞かれること

憲法改正は、もう決まったのですか?

決まっていません。2026年10月12日時点で、日本国憲法そのものは改正されていません。国会での議論や政党の提案がある段階です。

日本国憲法は何回改正されましたか?

1947年の施行以来、改正は0回です。e-Govの改正履歴には、施行時の版しか登録されていません(2026年10月12日確認)。法律の改正や政府解釈の変更と、憲法本文の改正は分けて確認する必要があります。

国民投票に最低投票率はありますか?

国民投票法に最低投票率の規定はありません。賛成票が賛成と反対の有効投票の合計の半分を超えると承認されます。

国民投票法の改正=憲法改正ですか?

別です。国民投票法は投票の手続きを定める法律です。その法律が変わっても、それだけで憲法本文は変わりません。

制度の出典と確認日

論点ごとに読む

どの論点で、何が語られている?

タブで論点を選ぶと、その論点の説明と、投稿に多い理由が出ます。

SNS反応マップ

幅=意見の数 / 高さ=強い表現の割合

憲法の何を、どんな条件で変えるのか(憲法改正論議)

Yahoo!リアルタイム検索で集めた公開投稿のサンプルです。社会全体の世論調査ではありません。
収集期間 2026-06-20〜2026-10-13/収集2447件・意見2152件(この図の母数)/更新 2026-10-13
AI分類。代表投稿は編集部が選定

山を押すと、その論点の図解と、賛成・反対それぞれの投稿が読めます

山を押すと、その論点へ移ります(面積=強く語られた投稿の数)

論点の一覧(図が使えないときの表示)

このページは、お使いの環境で図を描けなかったため、同じ内容を一覧で表示しています。円をえらぶと、その論点の内訳へ移動します。円の色はいちばん多い立場です。

論点の一覧(押すと、地図がその論点に切り替わります)

    このページの見かた

    山ひとつが論点ひとつです。幅=意見の数、高さ=強い表現(intensity=high)の投稿が占める割合、色=いちばん多い立場(薄いほど意見が割れています)。
    左右の並び順に意味はありません。件数の少ない論点は高さが揺れやすいので、母数が小さいものは画面で断っています。

    選んだ論点分類名「改憲全般」

    改憲全般

    9条や緊急事態条項など特定の条文に絞らず、憲法を変えること全体への賛否や進め方を語る意見です。改正には、衆参それぞれ総議員の3分の2以上の賛成による国会の発議と、国民投票での過半数の賛成が要ります(憲法第96条)。

    くわしく

    投稿で最も多いのは、改正への反対や賛成を表明したり、署名やデモへの参加を呼びかけたりする声です。戦争を避けるために憲法を守るべきだという声と、防衛のために変えるべきだという声が続きます。いまの政権や与党が進める改正だから反対という声も目立ちます。

    802件SNSの意見2,152件のうち37.3%。7つの分類で最も多い件数です。

    • 慎重・反対560
    • 改正推進117
    • 中立98
    • 手続き重視27

    世論調査ではありません。集めた投稿の中の割合です。

    論点の一覧へ戻る ↑

    この論点の理由一覧(10分類)

    どんな理由で語られている?

    1. 賛否の表明・運動と議論の仕方268件33.4%
    2. 戦争を避ける方法と防衛183件22.8%
    3. 改正を担う政権・政党への評価145件18.1%
    4. 国民投票で決めることへの評価102件12.7%
    ほかの理由を読む(残り6分類)
    1. 変更する条項と暮らし・権利89件11.1%
    2. 権限集中と自由への制約6件0.7%
    3. 既存制度と条項の必要性3件0.4%
    4. 戦争・動員との結びつきへの懸念3件0.4%
    5. 政治への不信と関連政策2件0.2%
    6. 任期延長と選挙の機会1件0.1%

    編集部が802件の投稿を1件ずつ読み、挙げている理由で区分しました。どの投稿も、入れた区分は1つだけです。同じ文面が複数あっても、投稿ごとに数えています。割合はこの論点の802件に対する値です。区分ごとの立場は、現在の分類結果から数えています。

    選んだ理由268件・33.4%

    賛否の表明・運動と議論の仕方

    どんな声か改正への反対や賛成をはっきり表明する投稿と、署名・デモ・駅前での意思表示への参加を呼びかける投稿が中心です。反対の立場から、賛成の意見を封じるべきではないと書く投稿や、相手の陣営への決めつけに反発する投稿もあります。

    立場の内訳:慎重・反対153・改正推進38・中立72・手続き重視5

    この論点の別の理由戦争を避ける方法と防衛 →

    選んだ理由183件・22.8%

    戦争を避ける方法と防衛

    どんな声か憲法を変えると戦争に近づくと心配し、平和を守るために反対する声が大半です。家族から聞いた戦争の体験に触れる投稿もあります。改正を進める側からは、自衛隊を書き加える9条の2は必要だという声や、選挙で改正派が多数を得たのだから進めてよいという声があります。

    立場の内訳:慎重・反対142・改正推進38・中立3・手続き重視0

    この論点の別の理由改正を担う政権・政党への評価 →

    選んだ理由145件・18.1%

    改正を担う政権・政党への評価

    どんな声か改正そのものより、いまの政権や与党が進めることに反対する声です。必要なら改正に反対しないが、いまの政権の下では賛成できないという条件付きの意見があります。国民投票に向けた政府の広報予算への警戒も、この区分に入っています。

    立場の内訳:慎重・反対126・改正推進11・中立7・手続き重視1

    この論点の別の理由国民投票で決めることへの評価 →

    選んだ理由102件・12.7%

    国民投票で決めることへの評価

    どんな声か最後は国民投票で決まることをどう見るかの声です。国民が判断すればよいので発議まで進めるべきだという声と、迷ったら反対票をという呼びかけが並びます。投票の公正さや広告への不安から発議に反対する声や、国会と国民投票の両方の高い要件を説明する投稿もあります。

    立場の内訳:慎重・反対55・改正推進15・中立12・手続き重視20

    この論点の別の理由変更する条項と暮らし・権利 →

    選んだ理由89件・11.1%

    変更する条項と暮らし・権利

    どんな声かどの条文が変わり、暮らしや人権に何が起きるかを問う声です。自民党の改正草案を読んで人権の保障が弱まると心配する投稿が多く、改正には賛成でもいまの草案には反対という投稿もあります。表現の自由や死刑の廃止など、別の条文の改正を求める声も少しあります。

    立場の内訳:慎重・反対69・改正推進15・中立4・手続き重視1

    この論点の別の理由権限集中と自由への制約 →

    選んだ理由6件・0.7%

    権限集中と自由への制約

    どんな声か改正の本当の目的は緊急事態条項だと考え、権限が内閣に集まって独裁につながると心配する声です。改正までの段取りを順に並べて警戒を呼びかける投稿もあります。

    立場の内訳:慎重・反対6・改正推進0・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由既存制度と条項の必要性 →

    選んだ理由3件・0.4%

    既存制度と条項の必要性

    どんな声か緊急事態条項や、国会の働きを保つための条項は要らないとする声です。危機のときに改正が急に進むことを警戒する投稿もあります。

    立場の内訳:慎重・反対3・改正推進0・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由戦争・動員との結びつきへの懸念 →

    選んだ理由3件・0.4%

    戦争・動員との結びつきへの懸念

    どんな声か政府の対外政策を批判し、改正と緊急事態条項で戦争に近づくことを心配する投稿です。

    立場の内訳:慎重・反対3・改正推進0・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由政治への不信と関連政策 →

    選んだ理由2件・0.2%

    政治への不信と関連政策

    どんな声か緊急事態条項や改正を進める政党・団体への不信を述べる投稿です。

    立場の内訳:慎重・反対2・改正推進0・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由任期延長と選挙の機会 →

    選んだ理由1件・0.1%

    任期延長と選挙の機会

    どんな声か次の選挙がある状態を保たなければならないとして、改正への反対を続けて訴える投稿です。

    立場の内訳:慎重・反対1・改正推進0・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由賛否の表明・運動と議論の仕方 →

    この論点の立場別集計

    改正への立場

    この論点の802件を、憲法改正への立場で4つに分けました。

    • 慎重・反対560件69.8%
    • 改正推進117件14.6%
    • 中立98件12.2%
    • 手続き重視27件3.4%

    立場は投稿全体の向きで分けたもので、論点の中の細かな主張とは別です。手続き重視は、改正の中身より進め方を重く見る投稿です。

    前回の収集と比べると前回との比較を開く ↓

    10月4日 31.9% → 10月13日 40.5%

    収集ごとの割合と件数

    「その他」を除く意見の投稿のうち、この論点が占める割合を、前回と今回の収集回で比べています。集めた投稿の構成の変化で、世論の動きを示すものではありません。

    収集件数意見全体に占める割合
    2026年6月20日〜10月13日(累計)802件37.3%(2,152件中)

    前回と今回の収集の比較は、このページの「前回の収集との比較」で見られます。この表は最新の累計です。

    投稿の例を読む(2件)

    元の投稿を読む

    改正推進と慎重・反対など、立場の異なる投稿を編集部が2件選びました。要約は編集部が書きました。2件の組み合わせは、論点全体の立場の割合とは関係ありません。

    • いまの政権の下での改正には反対だと書いたうえで、反対する側がすべきことは反対意見を広めることで、賛成や容認の意見を妨げることではないとする投稿です。

      理由の区分:賛否の表明・運動と議論の仕方/立場:慎重・反対

    • 憲法は国の根幹だから更新すべきだとし、自衛のための9条の2は必要だと書いています。緊急事態条項には少し不安があり、国民への説明を求める投稿です。

      理由の区分:戦争を避ける方法と防衛/立場:改正推進

    元の投稿を表示する(2件)

    元のX投稿を最大2件表示します。

    投稿を開くと、埋め込みを読み込みます。

    元の投稿をXで開く ↗

    投稿を開くと、埋め込みを読み込みます。

    元の投稿をXで開く ↗

    根拠にあたる:投稿の主張と一次資料

    投稿の主張を、一次資料で確かめる

    投稿に出てくる主張や前提を、憲法・国民投票法の条文や国会の資料に当てました。当てたのは主張の中身で、下に並べた投稿を1件ずつ判定したものではありません。改正に賛成・反対すべきかを判定するものでもありません。

    条文の確認:憲法は、どうすれば改正される?

    条文の確認確認日 2026年10月12日

    憲法第96条は、衆参それぞれ総議員の3分の2以上の賛成で国会が発議し、国民に提案して承認を得ると定めています。承認には、国民投票などで過半数の賛成が要ります。施行から今まで、条文は一度も改正されていません(e-Govの改正履歴は施行時の版だけです)。

    出典をひらく

    立場が違っても共通する心配

    共通する心配戦争を避けたい。

    分かれるところ推進側は防衛力や抑止のための改正が戦争を防ぐと考え、反対側は憲法を変えることで戦争に関わる危険が増すと考えています。守りたい平和が共通でも、頼りにする方法が異なります。

    読んだ投稿:改正推進2件・慎重・反対2件(確認日 2026年9月12日)

    制度の確認

    いつ、誰が出した案なのか

    どの提案の話か照合日 2026年10月12日

    たとえば、自民党の2012年の改正草案と、2018年に示した四項目の案は別の文書です。2026年の解説資料は、四項目の案を今後の議論に向けた提案として説明しています。古い案への批判が、今話題になっている案にも当てはまるかは、内容を見比べる必要があります。

    出典をひらく
    誰の権限が増え、何が制限されるのか

    暮らしや権利に何が起きるか照合日 2026年10月12日

    提案の条文を読み、政府にどのような権限を認めるのか、国民の自由や権利をどう守るのかを確認します。SNSで語られる「こうなるのでは」という懸念についても、提案のどの部分を根拠にしているのかを確かめます。

    出典をひらく

    あわせて確かめる

    選んだ論点分類名「9条・自衛隊」

    9条・自衛隊

    憲法9条を変えて自衛隊を書き込むかどうか、変えるならどこまで変えるかをめぐる意見です。いまの9条は戦争を放棄し、戦力を保持しないと定めていますが、自衛隊という言葉はありません。自民党が2018年にまとめた案は、9条の1項と2項を残したまま自衛隊を書き加える内容です。

    くわしく

    投稿では、9条を変えると戦争や徴兵に近づき、権利が制限されると心配する声が最も多く出ています。次に多いのは、国を守る力や抑止力を高めるために改正が必要だとする声です。自衛隊を憲法にどう位置づけるか、いまの解釈で足りるかを論じる声が続きます。

    436件SNSの意見2,152件のうち20.3%。7つの分類のうち2番目の件数です。

    • 慎重・反対207
    • 改正推進210
    • 中立15
    • 手続き重視4

    世論調査ではありません。集めた投稿の中の割合です。

    論点の一覧へ戻る ↑

    この論点の理由一覧(11分類)

    どんな理由で語られている?

    1. 戦争・徴兵・権利制限への懸念79件18.1%
    2. 抑止力・防衛力と国を守る方法71件16.3%
    3. 自衛隊の位置づけと憲法解釈60件13.8%
    4. 発言・報道・運動への応対53件12.2%
    ほかの理由を読む(残り7分類)
    1. 政党・政権と他の政策への評価47件10.8%
    2. 米国との関係・海外派遣への評価46件10.6%
    3. 改正案の内容・範囲と進め方28件6.4%
    4. 賛否の表明・改正を求める声24件5.5%
    5. 国防軍・軍事法廷と自衛官の扱い21件4.8%
    6. 本文だけでは理由を特定できない4件0.9%
    7. 皇室典範の第9条の話題3件0.7%

    編集部が436件の投稿を1件ずつ読み、挙げている理由で区分しました。どの投稿も、入れた区分は1つだけです。同じ文面が複数あっても、投稿ごとに数えています。割合はこの論点の436件に対する値です。区分ごとの立場は、現在の分類結果から数えています。

    選んだ理由79件・18.1%

    戦争・徴兵・権利制限への懸念

    どんな声か9条を変えると戦争に加わる国になり、徴兵や言論の統制につながると心配する声がほとんどです。自民党の改正草案の条文を挙げて警戒する投稿や、9条が戦後の平和を支えてきたとする投稿があります。9条を変えなくても自衛隊法の改正で足りるという記事を引いて、改正の必要を疑う投稿もあります。

    立場の内訳:慎重・反対74・改正推進4・中立0・手続き重視1

    この論点の別の理由抑止力・防衛力と国を守る方法 →

    選んだ理由71件・16.3%

    抑止力・防衛力と国を守る方法

    どんな声か近くの国の軍事的な動きやウクライナの例を挙げ、抑止力を高めるために9条を改正すべきだという声が大半です。戦争には反対だからこそ、自衛隊の明記や防衛費の増額に賛成するという投稿が目立ちます。反対の側からは、防衛を強めるなら平和外交やエネルギー政策を先に進めるべきだという声があります。

    立場の内訳:慎重・反対5・改正推進65・中立1・手続き重視0

    この論点の別の理由自衛隊の位置づけと憲法解釈 →

    選んだ理由53件・12.2%

    発言・報道・運動への応対

    どんな声か改正をめぐる発言や報道、署名やデモへの反応を述べる投稿です。9条の改正を口にすると戦争好きと見られると嘆く声や、反対派に対話を断られたと書く声が改正推進の側から出ています。反対の側からは、署名活動に加わった家族の思いを振り返る投稿や、9条を活かす本を紹介する投稿があります。

    立場の内訳:慎重・反対26・改正推進22・中立4・手続き重視1

    この論点の別の理由政党・政権と他の政策への評価 →

    選んだ理由47件・10.8%

    政党・政権と他の政策への評価

    どんな声か9条の改正を、政党や政権への評価と重ねて語る声です。いまの首相や与党が改正を急いでいると警戒する投稿と、長く実現できていない自民党を批判する投稿が並びます。9条への態度を、投票する政党を選ぶ基準にしているという声もあります。

    立場の内訳:慎重・反対25・改正推進20・中立2・手続き重視0

    この論点の別の理由米国との関係・海外派遣への評価 →

    選んだ理由46件・10.6%

    米国との関係・海外派遣への評価

    どんな声か改正すると米国の戦争に加わるよう求められ、断れなくなると心配する声が大半です。中東への派遣の話題に触れ、9条がこれまで派遣を断る根拠になってきたとする投稿もあります。改正を進める側からは、日米地位協定とあわせて見直し、自主性を高めるべきだという声があります。

    立場の内訳:慎重・反対32・改正推進13・中立1・手続き重視0

    この論点の別の理由改正案の内容・範囲と進め方 →

    選んだ理由28件・6.4%

    改正案の内容・範囲と進め方

    どんな声か改正案の中身や範囲、進め方を問う声です。自民党の草案と自衛隊明記の説明が食い違うと指摘する投稿や、改正の目的や必要性を問う投稿があります。改正を進める側に多いのは、2項の削除などより簡潔な案を求める声です。改正しても徴兵制にはつながらないと説明する投稿や、国会と国民投票の高い要件を挙げる投稿も入っています。

    立場の内訳:慎重・反対15・改正推進10・中立1・手続き重視2

    この論点の別の理由賛否の表明・改正を求める声 →

    選んだ理由24件・5.5%

    賛否の表明・改正を求める声

    どんな声か理由をあまり書かずに、改正への賛成や反対をはっきり示す投稿です。9条の早い改正や自衛隊の明記を求める声が多く、9条は変えないでと呼びかける声も含まれます。

    立場の内訳:慎重・反対6・改正推進18・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由国防軍・軍事法廷と自衛官の扱い →

    選んだ理由21件・4.8%

    国防軍・軍事法廷と自衛官の扱い

    どんな声か9条を改正して自衛隊を国防軍や国軍と位置づけ、軍事法廷を設けるべきだという声が中心です。自衛官が不当に扱われていると感じ、地位や待遇を高めるよう求める投稿が多くあります。名前を国軍に改めたいという声もあります。

    立場の内訳:慎重・反対1・改正推進18・中立2・手続き重視0

    この論点の別の理由本文だけでは理由を特定できない →

    選んだ理由4件・0.9%

    本文だけでは理由を特定できない

    どんな声か短い返信などで、本文だけでは理由が読み取れない投稿です。

    立場の内訳:慎重・反対2・改正推進2・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由皇室典範の第9条の話題 →

    選んだ理由3件・0.7%

    皇室典範の第9条の話題

    どんな声か皇室典範の第9条の改正をめぐる投稿で、憲法9条とは別の話題です。

    立場の内訳:慎重・反対1・改正推進0・中立2・手続き重視0

    この論点の別の理由戦争・徴兵・権利制限への懸念 →

    この論点の立場別集計

    改正への立場

    この論点の436件を、憲法改正への立場で4つに分けました。

    • 慎重・反対207件47.5%
    • 改正推進210件48.2%
    • 中立15件3.4%
    • 手続き重視4件0.9%

    立場は投稿全体の向きで分けたもので、論点の中の細かな主張とは別です。手続き重視は、改正の中身より進め方を重く見る投稿です。

    前回の収集と比べると前回との比較を開く ↓

    10月4日 25.6% → 10月13日 19.0%

    収集ごとの割合と件数

    「その他」を除く意見の投稿のうち、この論点が占める割合を、前回と今回の収集回で比べています。集めた投稿の構成の変化で、世論の動きを示すものではありません。

    収集件数意見全体に占める割合
    2026年6月20日〜10月13日(累計)436件20.3%(2,152件中)

    前回と今回の収集の比較は、このページの「前回の収集との比較」で見られます。この表は最新の累計です。

    投稿の例を読む(2件)

    元の投稿を読む

    改正推進と慎重・反対など、立場の異なる投稿を編集部が2件選びました。要約は編集部が書きました。2件の組み合わせは、論点全体の立場の割合とは関係ありません。

    • 改憲に慎重であるべき理由として、軍拡競争や他国の紛争に巻き込まれるおそれを挙げる投稿です。国民が必要性を理解しないまま進めることにも疑問を示しています。

      理由の区分:戦争・徴兵・権利制限への懸念/立場:慎重・反対

    • 戦争には反対だとしたうえで、いまの自衛隊では有事に耐えられないと書いています。9条を一部改正し、専守防衛を軸に軍事力を持つべきだとする投稿です。

      理由の区分:抑止力・防衛力と国を守る方法/立場:改正推進

    元の投稿を表示する(2件)

    元のX投稿を最大2件表示します。

    投稿を開くと、埋め込みを読み込みます。

    元の投稿をXで開く ↗

    投稿を開くと、埋め込みを読み込みます。

    元の投稿をXで開く ↗

    根拠にあたる:投稿の主張と一次資料

    投稿の主張を、一次資料で確かめる

    投稿に出てくる主張や前提を、憲法・国民投票法の条文や国会の資料に当てました。当てたのは主張の中身で、下に並べた投稿を1件ずつ判定したものではありません。改正に賛成・反対すべきかを判定するものでもありません。

    「徴兵制は憲法18条の苦役禁止に当たる」資料どおり

    主張の照合照合日 2026年10月13日

    2016年10月11日の国会答弁で、政府は徴兵制を憲法18条が禁じる苦役と説明している。その政府解釈との一致を確認したもので、将来のあらゆる制度の可否を断定するものではない。

    この主張に当たる投稿 1件

    出典をひらく
    「自衛隊を違憲とする解釈がある」資料どおり

    主張の照合照合日 2026年10月13日

    当時の政府答弁で解釈の対立への言及を確認できる。これは学説を直接調査した資料ではなく、現在の学者の割合を示す根拠としては扱わない。

    この主張に当たる投稿 3件

    出典をひらく
    条文の確認:いまの9条は、何を定めている?

    条文の確認確認日 2026年10月12日

    第9条は、国際紛争を解決する手段としての戦争と武力の行使を放棄し、陸海空軍その他の戦力を持たず、交戦権を認めないと定めています。条文に「自衛隊」の語はありません。

    出典をひらく

    制度の確認

    いつ、誰が出した案なのか

    どの提案の話か照合日 2026年10月12日

    たとえば、自民党の2012年の改正草案と、2018年に示した四項目の案は別の文書です。2026年の解説資料は、四項目の案を今後の議論に向けた提案として説明しています。古い案への批判が、今話題になっている案にも当てはまるかは、内容を見比べる必要があります。

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    誰の権限が増え、何が制限されるのか

    暮らしや権利に何が起きるか照合日 2026年10月12日

    提案の条文を読み、政府にどのような権限を認めるのか、国民の自由や権利をどう守るのかを確認します。SNSで語られる「こうなるのでは」という懸念についても、提案のどの部分を根拠にしているのかを確かめます。

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    あわせて確かめる

    選んだ論点分類名「緊急事態条項」

    緊急事態条項

    大きな災害や武力攻撃などの非常時に、政府や国会の働きをどう定めるかをめぐる意見です。いまの憲法に緊急事態条項という名前の規定はなく、衆議院の解散中は参議院の緊急集会が対応します(第54条)。2026年5月には、衆議院憲法審査会に議論用のイメージ案が示されました。

    くわしく

    緊急集会で決めた措置は、次の国会が開かれてから10日以内に衆議院の同意が無ければ効力を失います。イメージ案は、承認の要件や期間の上限に選択肢や空欄を残しています。投稿で最も多いのは、権限が政府に集まり、人権や自由が制限されることを心配する声です。条項を進める政権や与党への不信と、いまの仕組みで足りるので条項は要らないという声が続きます。

    335件SNSの意見2,152件のうち15.6%。7つの分類のうち3番目の件数です。

    • 慎重・反対301
    • 改正推進9
    • 中立21
    • 手続き重視4

    世論調査ではありません。集めた投稿の中の割合です。

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    この論点の理由一覧(11分類)

    どんな理由で語られている?

    1. 権限集中と自由への制約81件24.2%
    2. 政治への不信と関連政策59件17.6%
    3. 既存制度と条項の必要性43件12.8%
    4. 戦争・動員との結びつきへの懸念33件9.9%
    ほかの理由を読む(残り7分類)
    1. 賛否の表明・運動と議論の仕方32件9.6%
    2. 任期延長と選挙の機会23件6.9%
    3. 他者の説明・立場への批評22件6.6%
    4. 改正を担う政権・政党への評価15件4.5%
    5. 発動・延長・検証の条件14件4.2%
    6. 変更する条項と暮らし・権利9件2.7%
    7. 戦争を避ける方法と防衛4件1.2%

    編集部が335件の投稿を1件ずつ読み、挙げている理由で区分しました。どの投稿も、入れた区分は1つだけです。同じ文面が複数あっても、投稿ごとに数えています。割合はこの論点の335件に対する値です。区分ごとの立場は、現在の分類結果から数えています。

    選んだ理由81件・24.2%

    権限集中と自由への制約

    どんな声か条項ができると権限が内閣に集まり、人権や自由がたやすく制限されると心配する声です。独裁につながるとして、過去の外国の例を挙げる投稿が多くあります。国会機能維持条項と名前を変えても、中身は同じだと指摘する投稿もあります。

    立場の内訳:慎重・反対81・改正推進0・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由政治への不信と関連政策 →

    選んだ理由59件・17.6%

    政治への不信と関連政策

    どんな声か条項そのものより、進める政権や与党への不信を語る声です。災害や外交の出来事を、条項の新設に向けた下準備ではないかと疑う投稿が目立ちます。国の情報機関の新設など、ほかの政策と結びつけて警戒する投稿もあります。

    立場の内訳:慎重・反対53・改正推進0・中立6・手続き重視0

    この論点の別の理由既存制度と条項の必要性 →

    選んだ理由43件・12.8%

    既存制度と条項の必要性

    どんな声か条項は要らないとする声が大半です。参議院の緊急集会やいまの法律で対応できるという投稿や、大震災やコロナ禍も条項なしで乗り切ったという投稿があります。一方で、治安の維持やコロナ禍の経験から、条項は必要だとする声も少しあります。

    立場の内訳:慎重・反対37・改正推進6・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由戦争・動員との結びつきへの懸念 →

    選んだ理由33件・9.9%

    戦争・動員との結びつきへの懸念

    どんな声か条項ができると戦争に近づき、徴兵につながるのではと心配する声です。同じ趣旨の文面をくり返し投稿する例も見られます。改正を進める側からは、いま議論されている内容なら徴兵はできないとして賛成する声もあります。

    立場の内訳:慎重・反対31・改正推進1・中立1・手続き重視0

    この論点の別の理由賛否の表明・運動と議論の仕方 →

    選んだ理由32件・9.6%

    賛否の表明・運動と議論の仕方

    どんな声か条項への反対をはっきり表明し、デモや署名、プラカードの印刷を呼びかける投稿が中心です。名前を国会機能維持条項に変えたことを警戒する声や、報道を求める声もあります。

    立場の内訳:慎重・反対32・改正推進0・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由任期延長と選挙の機会 →

    選んだ理由23件・6.9%

    任期延長と選挙の機会

    どんな声か条項によって議員の任期が延び、選挙が先送りされることを心配する声です。いまの政権や与党が長く続くための仕組みだと見る投稿が多くあります。

    立場の内訳:慎重・反対23・改正推進0・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由他者の説明・立場への批評 →

    選んだ理由22件・6.6%

    他者の説明・立場への批評

    どんな声か条項をめぐるほかの人の説明や主張を論評する投稿です。賛成の側が持ち出す世界標準という説明を疑う声や、徴兵の心配には根拠がないと反論する声があります。条項とナチスの全権委任法を並べるのは不適切だという指摘もあります。

    立場の内訳:慎重・反対7・改正推進2・中立12・手続き重視1

    この論点の別の理由改正を担う政権・政党への評価 →

    選んだ理由15件・4.5%

    改正を担う政権・政党への評価

    どんな声か条項を進める首相や内閣を評価し、退陣や政権交代を求める声です。条項の創設に反対したうえで、税金を防災や暮らしに回すべきだという投稿もあります。条項に賛成する政党への批判も、この区分に入っています。

    立場の内訳:慎重・反対14・改正推進0・中立1・手続き重視0

    この論点の別の理由発動・延長・検証の条件 →

    選んだ理由14件・4.2%

    発動・延長・検証の条件

    どんな声か誰が緊急事態だと判断し、どれだけ続けられるかを問う声です。他国と比べて期限や歯止めが足りないと心配する投稿が多くあります。条項にしてはいけないことを書くべきだという提案や、権力を抑える仕組みで判断すべきだという意見もあります。

    立場の内訳:慎重・反対10・改正推進0・中立1・手続き重視3

    この論点の別の理由変更する条項と暮らし・権利 →

    選んだ理由9件・2.7%

    変更する条項と暮らし・権利

    どんな声か条項によって人権の保障が弱まると心配する声です。97条の削除と並べて警戒する投稿や、期限のない権力の拡大を心配する投稿があります。

    立場の内訳:慎重・反対9・改正推進0・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由戦争を避ける方法と防衛 →

    選んだ理由4件・1.2%

    戦争を避ける方法と防衛

    どんな声か9条が戦争に巻き込まれるのを防いでいるとして、条項を含む改正に反対する投稿です。

    立場の内訳:慎重・反対4・改正推進0・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由権限集中と自由への制約 →

    この論点の立場別集計

    改正への立場

    この論点の335件を、憲法改正への立場で4つに分けました。

    • 慎重・反対301件89.9%
    • 改正推進9件2.7%
    • 中立21件6.3%
    • 手続き重視4件1.2%

    立場は投稿全体の向きで分けたもので、論点の中の細かな主張とは別です。手続き重視は、改正の中身より進め方を重く見る投稿です。

    前回の収集と比べると前回との比較を開く ↓

    10月4日 17.9% → 10月13日 15.9%

    収集ごとの割合と件数

    「その他」を除く意見の投稿のうち、この論点が占める割合を、前回と今回の収集回で比べています。集めた投稿の構成の変化で、世論の動きを示すものではありません。

    収集件数意見全体に占める割合
    2026年6月20日〜10月13日(累計)335件15.6%(2,152件中)

    前回と今回の収集の比較は、このページの「前回の収集との比較」で見られます。この表は最新の累計です。

    投稿の例を読む(2件)

    元の投稿を読む

    改正推進と慎重・反対など、立場の異なる投稿を編集部が2件選びました。要約は編集部が書きました。2件の組み合わせは、論点全体の立場の割合とは関係ありません。

    • 条項があると、危機を理由に私権が簡単に制限されると、海外の例を挙げて心配しています。非常時に強制と自粛のどちらがよいか、国民が考えるときだとする投稿です。

      理由の区分:権限集中と自由への制約/立場:慎重・反対

    • いま議論されている内容なら、緊急事態条項に賛成だと書いています。徴兵ができないとされる根拠の13条と18条は、憲法審査会で議論されていないとする投稿です。

      理由の区分:戦争・動員との結びつきへの懸念/立場:改正推進

    元の投稿を表示する(2件)

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    根拠にあたる:投稿の主張と一次資料

    投稿の主張を、一次資料で確かめる

    投稿に出てくる主張や前提を、憲法・国民投票法の条文や国会の資料に当てました。当てたのは主張の中身で、下に並べた投稿を1件ずつ判定したものではありません。改正に賛成・反対すべきかを判定するものでもありません。

    「緊急事態条項案では内閣が国会を経ずに法律を作れる」裏が取れない

    主張の照合照合日 2026年10月13日

    この投稿がどの年のどの案を指すかは特定できない。2018年の自民党案73条の2は大規模災害などの条件と国会の承認を求める手続きを置くが、2026年解説ではより広い緊急事態や国会機能代行も議論されている。参照する案を決めずに、この投稿を正しい・誤りとは判定しない。

    この主張に当たる投稿 1件

    出典をひらく
    条文の確認:衆議院の解散中の緊急時は、いまどうなる?

    条文の確認確認日 2026年10月12日

    第54条は、衆議院が解散している間に国に緊急の必要があれば、内閣が参議院の緊急集会を求められると定めています。そこで採った措置は臨時のもので、次の国会が開いてから10日以内に衆議院の同意がなければ効力を失います。

    出典をひらく

    資料にあるのに、投稿ではほとんど語られていない話

    参議院の緊急集会で採った措置の、その後

    参議院の緊急集会で採った措置は臨時のものです。次の国会が開かれてから10日以内に衆議院の同意がなければ効力を失います。緊急時に決める仕組みには、後から確かめる手続きもあります。

    検索した意見2,152件の中で、この話題に言及した投稿は0件です(2026年10月13日確認)。

    調べた範囲を見る

    全意見の制度語検索と該当本文の照合では、この具体的な手続きへの言及を確認できませんでした。言い換えを含めた完全な不存在の証明ではありません。2026-09-18: 新規199件(意見)を同じ条件語(緊急集会)で再検索。2件が候補に挙がった。いずれも「参議院の緊急集会」という制度の存在・要否への一般的な言及だった。第54条第3項の具体的手続き(次の国会開会後10日以内に衆議院の同意が無いと効力を失う事後審査)には触れていないため不一致。新規の一致なし、母数のみ更新。 2026-09-26収集: 新規188件(意見)を同じ条件語(緊急集会)で再検索。新規の一致なし、母数のみ更新。 2026-10-04収集: 新規207件(意見)を同じ条件語(緊急集会)で再検索。新規の一致なし、母数のみ更新。 2026-10-13収集: 新規189件(意見)を同じ条件語(緊急集会)で再検索。1件が候補に挙がったが、緊急集会で対応できるという制度一般への言及で、事後審査の手続きには触れておらず不一致。新規の一致なし、母数のみ更新。

    出典をひらく

    制度の確認

    いつ、誰が出した案なのか

    どの提案の話か照合日 2026年10月12日

    たとえば、自民党の2012年の改正草案と、2018年に示した四項目の案は別の文書です。2026年の解説資料は、四項目の案を今後の議論に向けた提案として説明しています。古い案への批判が、今話題になっている案にも当てはまるかは、内容を見比べる必要があります。

    出典をひらく
    新しい規定で、何を補うのか

    今の仕組みで対応できるか照合日 2026年10月12日

    今の憲法にも、衆議院が解散している間、緊急の必要があれば内閣が参議院の緊急集会を求める仕組みがあります。緊急事態条項の議論では、この仕組みで対応できる範囲と、新たな規定が必要だとされる場面を見比べます。

    出典をひらく
    誰の権限が増え、何が制限されるのか

    暮らしや権利に何が起きるか照合日 2026年10月12日

    提案の条文を読み、政府にどのような権限を認めるのか、国民の自由や権利をどう守るのかを確認します。SNSで語られる「こうなるのでは」という懸念についても、提案のどの部分を根拠にしているのかを確かめます。

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    あわせて確かめる

    選んだ論点分類名「国民投票・広告」

    国民投票・広告

    改正案を最後に決める国民投票の仕組みや、広告のルールをめぐる意見です。賛成が賛成と反対を合わせた票の半分を超えると承認で、最低投票率の定めはありません。

    くわしく

    国民投票は国会の発議から60日以後180日以内に行います。2026年7月に成立した国民投票法の改正は、投票や開票に立ち会う人の決まりを見直し、広報の放送にFMを加えるもので、憲法そのものは変えません。投稿で最も多いのは、資金の多い側の広告で結果が左右されないかと心配する声です。投票や開票の公正さへの不安と監視の要望、報道や周知が足りないという声が続きます。

    285件SNSの意見2,152件のうち13.2%。7つの分類のうち4番目の件数です。

    • 慎重・反対243
    • 改正推進8
    • 中立9
    • 手続き重視25

    世論調査ではありません。集めた投稿の中の割合です。

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    この論点の理由一覧(11分類)

    どんな理由で語られている?

    1. 広告・資金力と情報の公平さ62件21.8%
    2. 投票・開票への不信と監視の要望50件17.5%
    3. 最低投票率と承認に必要な票数49件17.2%
    4. 報道・周知を求める声30件10.5%
    ほかの理由を読む(残り7分類)
    1. 国民投票への参加と意思表示28件9.8%
    2. 政党・政治家と関連政策への評価18件6.3%
    3. 法改正を進める順序と議論の時間15件5.3%
    4. 改正案の内容と権利・戦争への懸念12件4.2%
    5. 投票のルール整備への評価9件3.2%
    6. 本文だけでは理由を特定できない6件2.1%
    7. 他者の説明への問い・批評6件2.1%

    編集部が285件の投稿を1件ずつ読み、挙げている理由で区分しました。どの投稿も、入れた区分は1つだけです。同じ文面が複数あっても、投稿ごとに数えています。割合はこの論点の285件に対する値です。区分ごとの立場は、現在の分類結果から数えています。

    選んだ理由62件・21.8%

    広告・資金力と情報の公平さ

    どんな声かテレビCMやネット広告の規制が弱く、資金の多い側が有利になると心配する声がほとんどです。政府の広報予算が大きく増えることを、改正に向けた宣伝に使われるのではと警戒する投稿もあります。手続きを重んじる立場から、広告の規制を強めるよう求める声もあります。

    立場の内訳:慎重・反対60・改正推進0・中立0・手続き重視2

    この論点の別の理由投票・開票への不信と監視の要望 →

    選んだ理由50件・17.5%

    投票・開票への不信と監視の要望

    どんな声か投票や開票が正しく行われるかを疑い、発議そのものに反対する声です。これまでの選挙に不正があったと考え、国民投票でも同じことが起きると心配する投稿が多くあります。電子投票の導入への警戒や、開票の様子を公開してほしいという要望も見られます。

    立場の内訳:慎重・反対47・改正推進0・中立0・手続き重視3

    この論点の別の理由最低投票率と承認に必要な票数 →

    選んだ理由49件・17.2%

    最低投票率と承認に必要な票数

    どんな声か最低投票率が無いため、少ない賛成票でも改正が決まりうると心配する声が大半です。最低投票率の設定を求める署名に触れる投稿もあります。一方で、憲法は過半数とだけ定めているので、最低投票率を設けるのはおかしいという声もあります。

    立場の内訳:慎重・反対45・改正推進2・中立0・手続き重視2

    この論点の別の理由報道・周知を求める声 →

    選んだ理由30件・10.5%

    報道・周知を求める声

    どんな声か国民投票法の問題点をテレビや新聞が伝えていないとして、報道を求める声が中心です。放送局に問題を取り上げるよう呼びかける投稿や、身近な人に話して知らせようという投稿があります。仕組みの周知こそ大切だという声もあります。

    立場の内訳:慎重・反対28・改正推進0・中立0・手続き重視2

    この論点の別の理由国民投票への参加と意思表示 →

    選んだ理由28件・9.8%

    国民投票への参加と意思表示

    どんな声か国民投票になったら必ず投票に行こうという呼びかけが多く、反対票を入れるよう勧める投稿が目立ちます。改正を進めたい側に見られるのは、反対なら発議を止めるより投票で示せばよいという声です。賛否を呼びかけるより、仕組みを正しく伝えることが大事だという声もあります。

    立場の内訳:慎重・反対10・改正推進6・中立5・手続き重視7

    この論点の別の理由政党・政治家と関連政策への評価 →

    選んだ理由18件・6.3%

    政党・政治家と関連政策への評価

    どんな声か国民投票法の改正に賛成した政党や、いまの政権の進め方を批判する声です。同じ時期に進む別の法案と並べて、急ぎすぎだと訴える投稿もあります。最後は国民投票で民意を問うべきだという声もあります。

    立場の内訳:慎重・反対16・改正推進0・中立1・手続き重視1

    この論点の別の理由法改正を進める順序と議論の時間 →

    選んだ理由15件・5.3%

    法改正を進める順序と議論の時間

    どんな声か改正の中身が決まらないうちに、手続きの法律だけを先に変えることに反対する声です。広告規制や最低投票率の議論を残したまま、発議へ進むことを心配しています。いまは災害への対応を優先すべきだという投稿もあります。

    立場の内訳:慎重・反対15・改正推進0・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由改正案の内容と権利・戦争への懸念 →

    選んだ理由12件・4.2%

    改正案の内容と権利・戦争への懸念

    どんな声か国民投票では条文ごとに賛否を選べないのではと考え、改正案の中身を心配する声です。人権の扱いや緊急事態条項を気にかけ、内容が分からないままの改正には賛成できないという投稿が目立ちます。

    立場の内訳:慎重・反対12・改正推進0・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由投票のルール整備への評価 →

    選んだ理由9件・3.2%

    投票のルール整備への評価

    どんな声か改正案が出てから考えたいので、まず投票のルールを整えてほしいという声です。附帯決議をつけて法改正に賛成した判断は理解できるという投稿もあります。反対の立場からは、立会人の決まりが緩められた点などを問題にする声があります。

    立場の内訳:慎重・反対3・改正推進0・中立0・手続き重視6

    この論点の別の理由本文だけでは理由を特定できない →

    選んだ理由6件・2.1%

    本文だけでは理由を特定できない

    どんな声か本文が短く、理由までは読み取れない投稿です。国民投票になれば改正が通ってしまうと心配する声や、地方の選挙を国民投票の前触れと見る声があります。

    立場の内訳:慎重・反対4・改正推進0・中立2・手続き重視0

    この論点の別の理由他者の説明への問い・批評 →

    選んだ理由6件・2.1%

    他者の説明への問い・批評

    どんな声か他の人の説明や呼びかけについて、論の運び方を問う投稿です。仕組みに問題があるなら直すべきで、改正への反対とは別の話だという声や、模擬の国民投票の是非をめぐる声があります。

    立場の内訳:慎重・反対3・改正推進0・中立1・手続き重視2

    この論点の別の理由広告・資金力と情報の公平さ →

    この論点の立場別集計

    改正への立場

    この論点の285件を、憲法改正への立場で4つに分けました。

    • 慎重・反対243件85.3%
    • 改正推進8件2.8%
    • 中立9件3.2%
    • 手続き重視25件8.8%

    立場は投稿全体の向きで分けたもので、論点の中の細かな主張とは別です。手続き重視は、改正の中身より進め方を重く見る投稿です。

    前回の収集と比べると前回との比較を開く ↓

    10月4日 11.1% → 10月13日 12.8%

    収集ごとの割合と件数

    「その他」を除く意見の投稿のうち、この論点が占める割合を、前回と今回の収集回で比べています。集めた投稿の構成の変化で、世論の動きを示すものではありません。

    収集件数意見全体に占める割合
    2026年6月20日〜10月13日(累計)285件13.2%(2,152件中)

    前回と今回の収集の比較は、このページの「前回の収集との比較」で見られます。この表は最新の累計です。

    投稿の例を読む(2件)

    元の投稿を読む

    改正推進と慎重・反対など、立場の異なる投稿を編集部が2件選びました。要約は編集部が書きました。2件の組み合わせは、論点全体の立場の割合とは関係ありません。

    • 国民投票法の盲点を扱う動画を紹介しています。資金の差で賛否の声の大きさが変わるなら、公平な投票と言えるのかと問いかける投稿です。

      理由の区分:広告・資金力と情報の公平さ/立場:慎重・反対

    • 改正に賛成か反対かはまだ決めず、改正案が出たら中身を検討したいと書いています。そのためにまず国民投票のルールを整えてほしいとする投稿です。

      理由の区分:投票のルール整備への評価/立場:手続き重視

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    根拠にあたる:投稿の主張と一次資料

    投稿の主張を、一次資料で確かめる

    投稿に出てくる主張や前提を、憲法・国民投票法の条文や国会の資料に当てました。当てたのは主張の中身で、下に並べた投稿を1件ずつ判定したものではありません。改正に賛成・反対すべきかを判定するものでもありません。

    「国民投票には最低投票率の規定がない」資料どおり

    主張の照合照合日 2026年10月13日

    国民投票法126条1項は賛成票が投票総数の2分の1を超えることを承認の条件とし、最低投票率を成立条件にしていない。98条2項の投票総数は賛成票と反対票の合計。

    この主張に当たる投稿 31件

    出典をひらく
    「国会の発議から国民投票まで最短60日だ」資料どおり

    主張の照合照合日 2026年10月13日

    60日以上180日以内という数字は第2条の条文どおり。期日の決定は国会の議決によることも明記されている。

    この主張に当たる投稿 1件

    出典をひらく

    資料にあるのに、投稿ではほとんど語られていない話

    国民投票の結果に異議を申し立てる手続き

    国民投票に異議がある投票人は、結果の告示から30日以内に東京高等裁判所へ訴訟を起こせます。不正への不安を語ることとは別に、結果に異議を申し立てる期限と相手が法定されています。

    検索した意見2,152件の中で、この話題に言及した投稿は0件です(2026年10月13日確認)。

    調べた範囲を見る

    全意見の制度語検索と該当本文の照合では、この具体的な手続きへの言及を確認できませんでした。言い換えを含めた完全な不存在の証明ではありません。2026-09-18: 新規199件(意見)を同じ条件語(訴訟|裁判|異議)で再検索。新規の一致なし、母数のみ更新。 2026-09-26収集: 新規188件(意見)を同じ条件語(訴訟|裁判|異議)で再検索。3件が候補に挙がったが、憲法裁判所の設置、または「解釈改憲に異議」という報道見出しへの言及であり不一致。新規の一致なし、母数のみ更新。 2026-10-04収集: 新規207件(意見)を同じ条件語(訴訟|裁判|異議)で再検索。新規の一致なし、母数のみ更新。 2026-10-13収集: 新規189件(意見)を同じ条件語(訴訟|裁判|異議)で再検索。1件が候補に挙がったが、2008年名古屋高裁判決への言及で不一致。新規の一致なし、母数のみ更新。

    出典をひらく
    2026年7月23日の参議院委員会審議で、足立康史議員は、2007年の国民投票法制定時に「制度を選ぶ憲法改正国民投票と人物を選ぶ国政選挙を一緒にするのは適当ではない」という立法意思を提出者が明確に答弁しており、両者を同日に実施しないことは既に確定していると述べた。

    この答弁のとおり運用されれば、将来、憲法改正の国民投票が実施される場合も、衆議院議員選挙・参議院議員選挙とは別の投票日になる。有権者は、代表者を選ぶ国政選挙と、制度の可否を決める国民投票を、別の機会に投票することになる。

    検索した意見2,152件の中で、この話題に言及した投稿は0件です(2026年10月13日確認)。

    調べた範囲を見る

    「同日実施」「ダブル選」等の語での一致は2件あった。いずれも衆議院の解散と参議院選挙を同じ日に行う「衆参ダブル選挙」という別の政治的タイミングの話だった。憲法改正国民投票を国政選挙と同日にしないという2007年の立法意思そのものへの言及ではない。 2026-09-26収集: 新規188件(意見)を同じ条件語で再検索。新規の一致なし、母数のみ更新。 2026-10-04収集: 新規207件(意見)を同じ条件語で再検索。1件が候補に挙がったが、改憲の議論と護憲を同時に進めてよいという意味の「同時に」で不一致。新規の一致なし、母数のみ更新。 2026-10-13収集: 新規189件(意見)を同じ条件語で再検索。新規の一致なし、母数のみ更新。

    出典をひらく

    制度の確認

    いつ、誰が出した案なのか

    どの提案の話か照合日 2026年10月12日

    たとえば、自民党の2012年の改正草案と、2018年に示した四項目の案は別の文書です。2026年の解説資料は、四項目の案を今後の議論に向けた提案として説明しています。古い案への批判が、今話題になっている案にも当てはまるかは、内容を見比べる必要があります。

    出典をひらく
    政党の提案だけで決まるのか

    どうすれば改正されるか照合日 2026年10月12日

    政党が案を出しただけでは、憲法は変わりません。国会が改正案を国民に提案する「発議」を行い、その案について国民の承認を得る必要があります。

    出典をひらく

    あわせて確かめる

    選んだ論点分類名「政党・発議手続き」

    政党・発議手続き

    憲法改正をどの政党が支え、国会でどう発議まで進むかをめぐる意見です。改正原案は衆議院で100人以上、参議院で50人以上の賛成で出せます。発議には衆参それぞれ総議員の3分の2以上の賛成が要り、内容が関連する事項ごとに区分して行います(国会法第68条の3)。

    くわしく

    投稿で最も多いのは、各政党の改正への姿勢を見て、どこに投票するかを考える声です。次に多いのは、改正に慎重なはずの政党が手続きの法律に賛成したことを、言葉と行動の食い違いとして問う声です。政党どうしの協力や連立を論じる声と、発議に必要な議席がそろうかを見通す声が続きます。

    175件SNSの意見2,152件のうち8.1%。7つの分類のうち5番目の件数です。

    • 慎重・反対104
    • 改正推進24
    • 中立28
    • 手続き重視19

    世論調査ではありません。集めた投稿の中の割合です。

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    この論点の理由一覧(6分類)

    どんな理由で語られている?

    1. 政党・政治家の政策と支持の判断65件37.1%
    2. 政党の発言と採決の食い違いへの指摘35件20.0%
    3. 発議に必要な議席と成立の見通し23件13.1%
    4. 政党間の協力・連立と違い20件11.4%
    ほかの理由を読む(残り2分類)
    1. 議論・国民投票と手続きへの評価16件9.1%
    2. 審査会・発議を止めるよう求める声16件9.1%

    編集部が175件の投稿を1件ずつ読み、挙げている理由で区分しました。どの投稿も、入れた区分は1つだけです。同じ文面が複数あっても、投稿ごとに数えています。割合はこの論点の175件に対する値です。区分ごとの立場は、現在の分類結果から数えています。

    選んだ理由65件・37.1%

    政党・政治家の政策と支持の判断

    どんな声か改正に賛成する政党には投票しないという声と、政党ごとの立場を並べて投票先を考えるよう呼びかける声が中心です。改正を進めたい側からは、改正に反対する野党の姿勢を批判し、選挙で改正を期待した人がいるという声があります。政党や政治家を強い言葉で責める投稿も少なくありません。

    立場の内訳:慎重・反対38・改正推進13・中立12・手続き重視2

    この論点の別の理由政党の発言と採決の食い違いへの指摘 →

    選んだ理由35件・20.0%

    政党の発言と採決の食い違いへの指摘

    どんな声か国会の質疑では懸念を示しながら、採決で手続きの法律に賛成した政党への失望が大半です。賛成した理由の説明を求める声や、附帯決議を条件にした賛成では歯止めにならないという声があります。これまでの支援をやめると書く投稿もあります。

    立場の内訳:慎重・反対27・改正推進0・中立7・手続き重視1

    この論点の別の理由発議に必要な議席と成立の見通し →

    選んだ理由23件・13.1%

    発議に必要な議席と成立の見通し

    どんな声か発議に必要な衆参それぞれの3分の2がそろうかを見通す声です。参議院では与党だけでは足りず、他の党の賛成が要るという分析が目立ちます。反対の側は一部の野党の賛成で届くことを心配し、手続きを重んじる側は簡単には変わらないと述べています。

    立場の内訳:慎重・反対9・改正推進3・中立4・手続き重視7

    この論点の別の理由政党間の協力・連立と違い →

    選んだ理由20件・11.4%

    政党間の協力・連立と違い

    どんな声か政党の合流や連立のなかで、改正への立場がどう扱われるかを論じる声です。立場の違う議員が同じ会派でやっていけるのかを疑う投稿があります。改正を進めたい側からは、連立を組むなら改正に賛成すべきだという声があります。

    立場の内訳:慎重・反対9・改正推進5・中立5・手続き重視1

    この論点の別の理由議論・国民投票と手続きへの評価 →

    選んだ理由16件・9.1%

    議論・国民投票と手続きへの評価

    どんな声か改正の是非より、国民投票で決める手続きをどう見るかの声です。賛否は国民投票で示せばよく、議論まで止めるのはおかしいという声があります。条項ごとに分けて議論すべきだという声や、発議から投票までの期間が短いと心配する声もあります。

    立場の内訳:慎重・反対5・改正推進3・中立0・手続き重視8

    この論点の別の理由審査会・発議を止めるよう求める声 →

    選んだ理由16件・9.1%

    審査会・発議を止めるよう求める声

    どんな声か憲法審査会を開かないよう、また発議をさせないよう議員に求める声です。国民投票になる前に止めることが大事だとして、デモへの参加を呼びかける投稿もあります。

    立場の内訳:慎重・反対16・改正推進0・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由政党・政治家の政策と支持の判断 →

    この論点の立場別集計

    改正への立場

    この論点の175件を、憲法改正への立場で4つに分けました。

    • 慎重・反対104件59.4%
    • 改正推進24件13.7%
    • 中立28件16.0%
    • 手続き重視19件10.9%

    立場は投稿全体の向きで分けたもので、論点の中の細かな主張とは別です。手続き重視は、改正の中身より進め方を重く見る投稿です。

    前回の収集と比べると前回との比較を開く ↓

    10月4日 7.2% → 10月13日 5.1%

    収集ごとの割合と件数

    「その他」を除く意見の投稿のうち、この論点が占める割合を、前回と今回の収集回で比べています。集めた投稿の構成の変化で、世論の動きを示すものではありません。

    収集件数意見全体に占める割合
    2026年6月20日〜10月13日(累計)175件8.1%(2,152件中)

    前回と今回の収集の比較は、このページの「前回の収集との比較」で見られます。この表は最新の累計です。

    投稿の例を読む(2件)

    元の投稿を読む

    改正推進と慎重・反対など、立場の異なる投稿を編集部が2件選びました。要約は編集部が書きました。2件の組み合わせは、論点全体の立場の割合とは関係ありません。

    • 憲法改正に賛成している政党には投票しないと、自分が投票先を選ぶときの基準を短く示す投稿です。

      理由の区分:政党・政治家の政策と支持の判断/立場:慎重・反対

    • 自衛隊を書き加える最新の自民党案に考えが近いとしたうえで、緊急事態条項など別の条項の賛否は分けて議論する必要があるとする投稿です。

      理由の区分:議論・国民投票と手続きへの評価/立場:手続き重視

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    根拠にあたる:投稿の主張と一次資料

    投稿の主張を、一次資料で確かめる

    投稿に出てくる主張や前提を、憲法・国民投票法の条文や国会の資料に当てました。当てたのは主張の中身で、下に並べた投稿を1件ずつ判定したものではありません。改正に賛成・反対すべきかを判定するものでもありません。

    「憲法改正には衆参両院それぞれ3分の2以上の賛成が必要だ」資料どおり

    主張の照合照合日 2026年10月13日

    3分の2・各議院という条件は第96条第1項の条文どおり。「総議員」の解釈(欠員を含むか)に学説上の議論はあるが、3分の2以上という数字の読みに食い違いはない。

    この主張に当たる投稿 6件

    出典をひらく

    資料にあるのに、投稿ではほとんど語られていない話

    国会法第68条の3は、憲法改正原案を発議する際に「内容において関連する事項ごとに区分して行う」ことを定めており、内容が関連しない複数の改正項目を一つにまとめて単一の賛否だけを問う発議はできない。

    自民党が掲げる複数の改正項目(9条・緊急事態条項など)が同時に国会発議されても、有権者は項目ごとに個別の賛成・反対を投票する。ある項目には賛成し別の項目には反対する、という投票ができ、複数項目をまとめて一つの賛否しか選べない投票にはならない。

    検索した意見2,152件の中で、この話題に言及した投稿は0件です(2026年10月13日確認)。

    調べた範囲を見る

    「4項目」「一括発議」「パッケージ」等の語での一致は5件あった。いずれも改正4項目の中身の是非やその紹介の仕方を論じているだけで、発議・投票が項目ごとに区分される手続きそのものへの言及ではない。 2026-09-26収集: 新規188件(意見)を同じ条件語で再検索。新規の一致なし、母数のみ更新。 2026-10-04収集: 新規207件(意見)を同じ条件語で再検索。新規の一致なし、母数のみ更新。 2026-10-13収集: 新規189件(意見)を同じ条件語で再検索。1件が候補に挙がったが、改憲4項目のリーフレット名の紹介で不一致。新規の一致なし、母数のみ更新。

    出典をひらく

    制度の確認

    いつ、誰が出した案なのか

    どの提案の話か照合日 2026年10月12日

    たとえば、自民党の2012年の改正草案と、2018年に示した四項目の案は別の文書です。2026年の解説資料は、四項目の案を今後の議論に向けた提案として説明しています。古い案への批判が、今話題になっている案にも当てはまるかは、内容を見比べる必要があります。

    出典をひらく
    政党の提案だけで決まるのか

    どうすれば改正されるか照合日 2026年10月12日

    政党が案を出しただけでは、憲法は変わりません。国会が改正案を国民に提案する「発議」を行い、その案について国民の承認を得る必要があります。

    出典をひらく

    あわせて確かめる

    選んだ論点分類名「情報・議論の質」

    情報・議論の質

    憲法改正をめぐって、情報の正しさや議論の進め方そのものを問う意見です。賛否の中身よりも、相手への決めつけや報道のあり方、根拠の示し方に目を向けています。

    くわしく

    投稿で最も多いのは、相手を決めつけたりののしったりせず、冷静に話し合うべきだという声です。次に、発信者の立場や主張の筋道を論評する声が続きます。数字や条文など、説明の根拠を確かめるよう求める声も同じくらいの数です。報道の偏りや、宣伝・情報操作を心配する声も見られます。

    103件SNSの意見2,152件のうち4.8%。7つの分類のうち6番目の件数です。

    • 慎重・反対26
    • 改正推進9
    • 中立57
    • 手続き重視11

    世論調査ではありません。集めた投稿の中の割合です。

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    この論点の理由一覧(7分類)

    どんな理由で語られている?

    1. 決めつけ・中傷と対話の仕方29件28.2%
    2. 数字・条文・説明の根拠を確かめる声19件18.4%
    3. 発信者の立場や主張への批評19件18.4%
    4. 報道の不足や偏りへの指摘13件12.6%
    ほかの理由を読む(残り3分類)
    1. 宣伝・情報操作への懸念10件9.7%
    2. 民主主義と考える力への評価8件7.8%
    3. 声の上げ方や運動の伝え方5件4.9%

    編集部が103件の投稿を1件ずつ読み、挙げている理由で区分しました。どの投稿も、入れた区分は1つだけです。同じ文面が複数あっても、投稿ごとに数えています。割合はこの論点の103件に対する値です。区分ごとの立場は、現在の分類結果から数えています。

    選んだ理由29件・28.2%

    決めつけ・中傷と対話の仕方

    どんな声か戦争反対なら改憲反対という決めつけをやめ、冷静に話し合うべきだという声が中心です。賛成と反対のどちらの側についても、相手をののしる態度や感情的な言い方を批判する投稿があります。改憲反対の投稿に付く返信の質を問題にする声もあります。

    立場の内訳:慎重・反対4・改正推進6・中立18・手続き重視1

    この論点の別の理由数字・条文・説明の根拠を確かめる声 →

    選んだ理由19件・18.4%

    数字・条文・説明の根拠を確かめる声

    どんな声か数字や条文など、主張の根拠を確かめるよう求める声です。護憲派も改憲派も条文を読むべきだという投稿や、具体的な案が示されないと賛否を決められないという投稿があります。世論調査の問い方や、発議すれば必ず通るという見方の根拠を問う声もあります。

    立場の内訳:慎重・反対5・改正推進1・中立11・手続き重視2

    この論点の別の理由発信者の立場や主張への批評 →

    選んだ理由19件・18.4%

    発信者の立場や主張への批評

    どんな声か改憲を語る発信者の立場や、主張の筋道を論評する投稿です。反対運動の主張に一貫性がないと見る声や、感情だけで反対していると見る声があります。議論を重ねるべきだとして、審査会を開くことへの反対を批判する声もあります。

    立場の内訳:慎重・反対2・改正推進2・中立13・手続き重視2

    この論点の別の理由報道の不足や偏りへの指摘 →

    選んだ理由13件・12.6%

    報道の不足や偏りへの指摘

    どんな声か憲法をめぐる報道が足りない、または偏っていると指摘する声です。反対デモが報じられないという不満がある一方で、反対派の意見ばかり取り上げているという批判もあります。

    立場の内訳:慎重・反対6・改正推進0・中立5・手続き重視2

    この論点の別の理由宣伝・情報操作への懸念 →

    選んだ理由10件・9.7%

    宣伝・情報操作への懸念

    どんな声か国民投票に向けて、宣伝や情報操作が行われることを心配する声です。SNSで話題を意図的に広げる手法に規制を求める投稿や、賛成と反対のどちらの側もしうると指摘する投稿があります。

    立場の内訳:慎重・反対6・改正推進0・中立4・手続き重視0

    この論点の別の理由民主主義と考える力への評価 →

    選んだ理由8件・7.8%

    民主主義と考える力への評価

    どんな声か国民が自分で考えて判断する力をどう見るかを語る投稿です。考える力が弱まれば、発議を待たずに憲法が形だけになると心配する声があります。

    立場の内訳:慎重・反対1・改正推進0・中立3・手続き重視4

    この論点の別の理由声の上げ方や運動の伝え方 →

    選んだ理由5件・4.9%

    声の上げ方や運動の伝え方

    どんな声か改憲に反対する運動の伝え方や、声の上げ方を問う投稿です。反対する側の戦い方が、かえって改正を後押ししかねないと分析する声があります。

    立場の内訳:慎重・反対2・改正推進0・中立3・手続き重視0

    この論点の別の理由決めつけ・中傷と対話の仕方 →

    この論点の立場別集計

    改正への立場

    この論点の103件を、憲法改正への立場で4つに分けました。

    • 慎重・反対26件25.2%
    • 改正推進9件8.7%
    • 中立57件55.3%
    • 手続き重視11件10.7%

    立場は投稿全体の向きで分けたもので、論点の中の細かな主張とは別です。手続き重視は、改正の中身より進め方を重く見る投稿です。

    前回の収集と比べると前回との比較を開く ↓

    10月4日 6.3% → 10月13日 6.7%

    収集ごとの割合と件数

    「その他」を除く意見の投稿のうち、この論点が占める割合を、前回と今回の収集回で比べています。集めた投稿の構成の変化で、世論の動きを示すものではありません。

    収集件数意見全体に占める割合
    2026年6月20日〜10月13日(累計)103件4.8%(2,152件中)

    前回と今回の収集の比較は、このページの「前回の収集との比較」で見られます。この表は最新の累計です。

    投稿の例を読む(2件)

    元の投稿を読む

    改正推進と慎重・反対など、立場の異なる投稿を編集部が2件選びました。要約は編集部が書きました。2件の組み合わせは、論点全体の立場の割合とは関係ありません。

    • 立場の違う知人と、冷静に話せている経験に触れています。偏った意見ばかりにならないよう多様性は必要だが、感情的な議論は支持を減らすとする投稿です。

      理由の区分:決めつけ・中傷と対話の仕方/立場:中立

    • 自民党の改正草案は公開されていても、自分で検索しないと目に触れないと書いています。黙っていると、知っていて反対しなかったと受け取られかねないとする投稿です。

      理由の区分:数字・条文・説明の根拠を確かめる声/立場:慎重・反対

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    根拠にあたる:投稿の主張と一次資料

    投稿の主張を、一次資料で確かめる

    投稿に出てくる主張や前提を、憲法・国民投票法の条文や国会の資料に当てました。当てたのは主張の中身で、下に並べた投稿を1件ずつ判定したものではありません。改正に賛成・反対すべきかを判定するものでもありません。

    この論点では、一次資料と照らし合わせた項目をまだ用意していません。

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    選んだ論点分類名「その他」

    その他

    改憲の議論のなかで、9条や緊急事態条項などの主な論点に当てはまらない話題をまとめた区分です。皇室や選挙の制度、デモへの向き合い方など、話題は幅広く分かれています。

    くわしく

    投稿で多いのは、皇室や代表者の選び方といった別の制度を憲法と結びつけて語る声です。改憲反対のデモや、立場の違う相手への接し方を話題にする声も同じくらいあります。憲法との向き合い方や、人口の集中と居住の自由に触れる投稿もわずかにあります。

    16件SNSの意見2,152件のうち0.7%。7つの分類のうち7番目の件数です。

    • 慎重・反対4
    • 改正推進2
    • 中立10
    • 手続き重視0

    世論調査ではありません。集めた投稿の中の割合です。

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    この論点の理由一覧(4分類)

    どんな理由で語られている?

    1. 家族・皇室・代表者選びの制度9件56.2%
    2. デモと異なる立場への応対5件31.2%
    3. 人口集中と居住の自由1件6.2%
    4. 憲法への向き合い方1件6.2%

    編集部が16件の投稿を1件ずつ読み、挙げている理由で区分しました。どの投稿も、入れた区分は1つだけです。同じ文面が複数あっても、投稿ごとに数えています。割合はこの論点の16件に対する値です。区分ごとの立場は、現在の分類結果から数えています。

    選んだ理由9件・56.2%

    家族・皇室・代表者選びの制度

    どんな声か改憲よりも皇室のあり方を国民投票で問うべきだという声や、皇室典範の改正の進め方に反対する声が中心です。議員の男女比を定める制度や、首相を選ぶ方法を憲法で変える案に触れる投稿もあります。

    立場の内訳:慎重・反対2・改正推進2・中立5・手続き重視0

    この論点の別の理由デモと異なる立場への応対 →

    選んだ理由5件・31.2%

    デモと異なる立場への応対

    どんな声か改憲反対のデモをどう見るかや、立場の違う人にどう接するかを述べる投稿です。デモへの警察の対応を心配する声や、他人を責めるべきではないと諭す声があります。ほかの政策への反対とあわせて改憲反対を訴える投稿もあります。

    立場の内訳:慎重・反対1・改正推進0・中立4・手続き重視0

    この論点の別の理由人口集中と居住の自由 →

    選んだ理由1件・6.2%

    人口集中と居住の自由

    どんな声か東京への人口集中を防ぐため、居住の自由より国防を優先すべきだとする投稿です。

    立場の内訳:慎重・反対0・改正推進0・中立1・手続き重視0

    この論点の別の理由憲法への向き合い方 →

    選んだ理由1件・6.2%

    憲法への向き合い方

    どんな声か憲法を守れという主張を、権威を信じすぎる態度だと批判する投稿です。

    立場の内訳:慎重・反対1・改正推進0・中立0・手続き重視0

    この論点の別の理由家族・皇室・代表者選びの制度 →

    この論点の立場別集計

    改正への立場

    この論点の16件を、憲法改正への立場で4つに分けました。

    • 慎重・反対4件25.0%
    • 改正推進2件12.5%
    • 中立10件62.5%
    • 手続き重視0件0.0%

    立場は投稿全体の向きで分けたもので、論点の中の細かな主張とは別です。手続き重視は、改正の中身より進め方を重く見る投稿です。

    前回の収集と比べると前回との比較を開く ↓

    収集ごとの割合と件数

    「その他」を除く意見の投稿のうち、この論点が占める割合を、前回と今回の収集回で比べています。集めた投稿の構成の変化で、世論の動きを示すものではありません。

    収集件数意見全体に占める割合
    2026年6月20日〜10月13日(累計)16件0.7%(2,152件中)

    前回と今回の収集の比較は、このページの「前回の収集との比較」で見られます。この表は最新の累計です。

    投稿の例を読む(1件)

    元の投稿を読む

    立場の違う考え方が見える投稿を2件選ぶ方針ですが、この論点では1件にしました。理由は下に書いています。要約は編集部が書いたものです。

    条件を満たす投稿はほかに2件あります。1件は憲法ではなく皇室典範の改正への意見で、もう1件は特定の立場の人をまとめて批判する内容です。そのため1件だけを載せています。

    • 国民投票を行うなら、改憲よりも女性天皇を認めるかどうかを問えばよいとする投稿です。

      理由の区分:家族・皇室・代表者選びの制度/立場:中立

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    根拠にあたる:投稿の主張と一次資料

    投稿の主張を、一次資料で確かめる

    投稿に出てくる主張や前提を、憲法・国民投票法の条文や国会の資料に当てました。当てたのは主張の中身で、下に並べた投稿を1件ずつ判定したものではありません。改正に賛成・反対すべきかを判定するものでもありません。

    この論点では、一次資料と照らし合わせた項目をまだ用意していません。

    前回の収集との比較

    前回の収集から、立場の割合はどう動いた?

    • 慎重・反対
    • 中立
    • 手続き重視
    • 改正推進

    10月4日 → 10月13日:「改正推進」が12.0ポイント増加

    立場と論点の比較グラフを開く
    10月4日 → 10月13日 「改正推進」が12.0ポイント増加
    前回と今回の構成比を結ぶグラフ 前回収集分207件と今回収集分195件の構成比を比較します。 前回 10月4日 今回 10月13日

    比較対象:10月4日収集分のうち意見投稿/10月13日収集分のうち意見投稿。同じ検索語セットで取得した投稿をAIで分類しています。サンプルの構成比の変化であり、同じ人の意見が移動したことや世論全体の変化を示すものではありません。

    あなたはどの論点を重く見る?

    ここまで読んだうえで

    憲法改正は、9条や緊急事態条項だけでなく、国民投票の公平性や議論の進め方まで含むテーマです。まず一番気になる論点を選び、次に改正への総合的な考えを選んでください。

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    改正の手続きと、これまでの経緯

    押した行だけが開きます。前半の4行で条文と制度を説明し、後半の4行に経緯・よくある質問・授業向けの材料・まだ確かめていないことをまとめました。

    条文と制度

    憲法第96条は、改正の手続きをどう定めているか国会の発議と国民の承認。施行から改正は一度もない
    この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。日本国憲法 第96条第1項

    改正は二つの段階を踏みます。衆議院と参議院がそれぞれ総議員の3分の2以上の賛成で改正案を決め、国民に提案します。これが発議です。そのうえで国民投票を行い、過半数の賛成があれば承認されます。(一次資料メモの確認日 2026年10月12日)

    承認されると、天皇が国民の名で、憲法と一体のものとして公布します(第2項)。政党が案を示しただけでは、条文は変わりません。(一次資料メモの確認日 2026年10月12日)

    2026年10月12日時点で、日本国憲法は1947年の施行から一度も改正されていません。e-Govの改正履歴にも、施行時の版しか登録されていません。

    関わる論点:改憲全般、政党・発議手続き、国民投票・広告

    国民投票法は、投票のやり方をどう決めているか投票日、承認の数え方、結果への異議、2026年の改正

    憲法第96条が定める国民投票の具体的なやり方は、2007年に成立した国民投票法(日本国憲法の改正手続に関する法律)が決めています。

    投票日
    国会が発議した日から数えて60日以後180日以内に、国会が議決した日に行います(第2条)。(一次資料メモの確認日 2026年10月12日)
    承認の数え方
    賛成の票が、賛成と反対を合わせた票の2分の1を超えると承認です(第126条、第98条第2項)。白票や無効票は分母に入りません。最低投票率の定めはありません。(一次資料メモの確認日 2026年10月12日)
    結果への異議
    結果に異議がある投票人は、告示の日から30日以内に、東京高等裁判所に訴えを起こせます(第127条)。(一次資料メモの確認日 2026年10月11日)
    2026年の改正
    2026年7月に成立した改正は、投票や開票に立ち会う人の選び方を広げ、改正案の広報の放送にFMを加える内容です。公職選挙法ですでに整えた仕組みを、国民投票にも合わせました。(一次資料メモの確認日 2026年10月12日)

    この改正は2026年10月31日に施行される予定です(公布は2026年7月31日)。

    関わる論点:国民投票・広告、政党・発議手続き

    9条と緊急事態条項は、何が論点になっているかいまの条文と、示されている案。発議は項目ごとに分ける

    SNSで多く語られる2つの条項について、いまの条文と、国会や政党が示した案を分けて並べました。案は議論の材料で、決まった内容ではありません。

    9条のいま
    戦争の放棄と、陸海空軍その他の戦力を持たないこと、交戦権を認めないことを定めています。条文に「自衛隊」の語はありません。(一次資料メモの確認日 2026年10月12日)
    9条の案
    自民党の2026年の解説は、9条1項・2項を残して9条の2を新しく置き、自衛隊を書き加える案を示しています。自衛隊の行動は国会の承認などの統制に従うとしています。(一次資料メモの確認日 2026年10月11日)
    緊急時のいま
    衆議院の解散中に緊急の必要があれば、内閣は参議院の緊急集会を求められます。そこで採った措置は、次の国会が開いてから10日以内に衆議院の同意がないと効力を失います(第54条)。(一次資料メモの確認日 2026年10月12日)
    緊急時の案
    2026年5月に衆議院の憲法審査会で示されたイメージ案は、選挙ができないときの議員任期の特例などを整理した議論の材料です。国会承認の要件や期間の上限には、選択肢や空欄が残っています。(一次資料メモの確認日 2026年10月11日)
    発議の分け方
    改正案は、内容が関連する事項ごとに区分して発議します(国会法第68条の3)。いくつかの項目が同時に発議されても、投票は項目ごとに行います。(一次資料メモの確認日 2026年10月11日)

    関わる論点:9条・自衛隊、緊急事態条項、政党・発議手続き

    なぜ改正が議論されてきたのか憲法の成り立ちの評価、9条と自衛隊、緊急時の国会

    憲法改正は、国の統治の仕組みや権利の保障を定める憲法の条文を変えることです。

    いま進んでいるのは、憲法に何を書き加えるかという国会の議論と、国民投票を実施するためのルール整備です。2026年には緊急事態条項の議論用資料が示され、国民投票法の一部改正が成立しました。憲法の条文そのものの改正や、国民投票の実施決定とは段階が違います。

    出発点には、戦後につくられた憲法をどう評価するかという対立があります。日本国憲法は敗戦後の占領下で、GHQの草案提示、日本政府との折衝、帝国議会での審議を経て成立しました。自民党は1955年の立党文書で、占領期の制度を見直し、憲法を自主的に改正する方針を掲げました。これは改正を求める側の歴史的な理由です。

    もう一つの軸が、9条と自衛隊の関係です。戦争放棄・戦力不保持を定めた憲法の下で、自衛隊が発足しました。政府は自衛のための必要最小限度の実力は認められると説明しています。その位置づけを憲法に明記したいという意見に対し、9条が軍事力の拡大を抑えてきた役割を重く見る意見があり、平和を守る方法が争点になってきました。

    近年は、災害や感染症などで選挙が長期間できないとき、国会をどう維持するかも焦点です。自民党は、東日本大震災を踏まえた案から、コロナ禍やウクライナ侵略を経て対象を広げる必要があると説明しています。一方、国会では参議院の緊急集会との役割分担、任期延長の条件や期間、権力をどう監視するかが議論されています。危機への備えが必要でも、憲法改正が必要か、どこまで権限を認めるかは別の問いです。

    関わる論点:改憲全般、9条・自衛隊、緊急事態条項

    経緯・資料・まだ分からないこと

    現行憲法の成立から、2026年の臨時国会まで1946年の公布から、国民投票法の改正と施行まで
    1. 1946〜1947年現行憲法の成立

      敗戦後、明治憲法を改める作業が始まり、GHQ草案をもとに政府との折衝と帝国議会の審議が進みました。1946年11月3日に公布、翌年5月3日に施行。国民主権・基本的人権・平和主義と、改正の手続きを定めました。

    2. 1950年代自衛隊と自主改憲論

      1954年に自衛隊が発足。翌年結成された自民党は、占領期の制度見直しと自主的な憲法改正を方針に掲げました。9条の下で防衛組織をどう位置づけるかと、憲法の成り立ちをどう評価するかが、改憲論の背景にあります。

    3. 2000〜2005年国会で憲法全体を調査

      衆参両院に憲法調査会を設置し、2005年に報告書を提出。安全保障だけでなく、人権、統治の仕組み、非常事態などの意見を整理しました。賛否の分布をまとめた報告書であり、国会として特定の改正案を決めたものではありません。

    4. 2007〜2010年国民投票の制度を整備

      憲法には改正手続きがありましたが、投票の具体的な実施法は未整備でした。2007年に国民投票法が成立し、2010年に全面施行。2007年には憲法審査会も設置され、改正案や国民投票法を審査する制度が整いました。

    5. 2012年自民党が全面的な草案を公表

      自民党が、現行憲法と対照させた改正草案を公表。緊急事態の章の新設など、憲法全体にわたる変更を提案しました。党の提案であり、現行の条文でも、国会で発議された改正案でもありません。

    6. 2014〜2015年政府解釈の変更と安保法制

      2014年の閣議決定で、政府は条件を満たす場合の集団的自衛権の行使を憲法上認めると判断。2015年には平和安全法制が成立しました。これは政府の憲法解釈と法律を変えた出来事で、9条の条文を改正した出来事ではありません。

    7. 2018年自民党が四項目のたたき台

      自衛隊明記、緊急事態対応、合区解消・地方公共団体、教育充実について条文イメージを提示。自衛隊案は9条1項・2項を残して追加する構成です。2012年の全面草案とは文書を分けて読む必要があり、2026年の党資料も議論のたたき台と位置づけています。

    8. 2022〜2025年国会機能維持の条件を整理

      衆議院憲法審査会で緊急事態をめぐる論点を整理。選挙が困難な場合の議員任期の特例や参議院の緊急集会が議論され、2025年には五会派による骨子案が幹事会に提示されました。参加会派の案と、審査会全体の合意は同じではありません。

    9. 2026年5月議論用のイメージ案を提示

      衆議院法制局と憲法審査会事務局が、これまでの討議をもとに資料を作成。選挙延期、参議院の緊急集会、議員任期の特例を整理しました。国会承認の多数要件や期間の上限には選択肢・空欄が残り、さらに議論するための資料です。

    10. 2026年6〜7月国民投票法の一部改正が成立

      6月5日に提出、6月19日に衆議院、7月24日に参議院で可決され、7月31日に公布されました。投票・開票立会人の選び方を広げ、FM放送での広報を可能にする内容です。改正案への賛否を決めた議決ではありません。

    11. 2026年10月臨時国会の召集と、いまの段階

      10月5日に第222回国会(臨時会)が召集されました。会期は12月12日までです。前の第221回国会の憲法審査会では、緊急事態条項・9条・国民投票・合区などを討議しました。2026年10月12日時点で、臨時国会の憲法審査会の開会予定は衆参とも出ていません。

    12. 2026年10月31日国民投票法の改正の施行(予定)

      7月に公布された国民投票法の改正が施行される予定です。施行日以後に投票人名簿の登録の基準日がある国民投票から、新しい規定が当てはまります。

      出典(一次資料メモの確認日 2026年10月12日)

    背景台帳の確認日:2026年10月12日

    よくある質問(4問)9条の案で変わること、緊急時の選挙、項目ごとの投票、結果への異議
    9条に自衛隊を書き加えると、何が変わりますか?
    自民党の2026年の解説は、9条1項・2項はそのまま残すので、自衛権の行使は必要最小限度という政府の解釈は変わらないと説明しています。条文が変わると運用がどう変わるかは、党の説明と反対する側の心配とで分かれています。(一次資料メモの確認日 2026年10月11日)
    緊急事態条項ができると、選挙はどうなりますか?
    決まった案はまだありません。衆議院で示されたイメージ案は、選挙ができないときに議員の任期を延ばす特例などを整理した議論の材料で、要件や期間の上限は空欄や選択肢のままです。(一次資料メモの確認日 2026年10月11日)
    いくつかの改正案に、まとめて賛成か反対かを投票するのですか?
    いいえ。改正案は内容が関連する事項ごとに区分して発議され(国会法第68条の3)、国民投票も項目ごとに行います。ある項目に賛成し、別の項目に反対することができます。(一次資料メモの確認日 2026年10月11日)
    国民投票の結果に不服があるときは、どうなりますか?
    投票人は、結果の告示から30日以内に東京高等裁判所へ訴えを起こせます(国民投票法第127条)。SNSで語られる不正への不安とは別に、異議の期限と相手が法律で決まっています。(一次資料メモの確認日 2026年10月11日)

    制度の確認:2026年10月12日時点

    授業や話し合いで使う改正推進・慎重側の理由3つずつ、確かめる資料、問いの例

    改正を進める側と慎重な側の理由を3つずつ並べました。理由の文は、いまのページの授業の節と同じです。

    改正推進の理由

    1. 自衛隊を憲法に明記すれば、これまで政府解釈に委ねてきた9条との関係を条文そのもので説明できるようになる、という考え方だ。自民党の改正案は現行の1項・2項を残したまま9条の2を新設し、自衛隊の活動を国会による民主的統制の下に置くとしている。 論点「9条・自衛隊」へ
    2. 衆議院が解散され次の選挙もできないまま大規模災害や感染症の拡大が重なれば、法律を審議する衆議院そのものが存在しない期間が生じる。自民党の説明では、解散で身分を失った議員の身分を一時的に回復させる規定を条文に置けば、参議院の緊急集会だけに頼らずに対応できるとしている。 論点「緊急事態条項」へ
    3. 憲法96条が定める国民投票まで進めれば、最終的な可否を決めるのは主権者である国民自身である。発議という高いハードルを越えた案件を有権者の判断に委ねること自体を、民主主義の手続きとして重視する立場だ。 論点「国民投票・広告」へ

    慎重・反対の理由

    1. 緊急事態が宣言されたあと、内閣が法律と同じ効力を持つ政令を定められる案(自民党の改正草案第99条)が実現すれば、国会の審議を経ないまま国民への指示が及ぶ場面が生まれる。宣言が100日を超えるたびに国会の承認を必要とする規定は置かれているが、それまでの間は権限が内閣に集中しやすい仕組みだという懸念がある。 論点「緊急事態条項」へ
    2. 有料広告を大量に出せる資金力の差が、そのまま賛否それぞれの発信量の差になる場面を心配する声がある。国民投票運動の期間中、どちらの立場がどれだけの情報を有権者に届けられるかという公平さそのものが問われている。 論点「国民投票・広告」へ
    3. 憲法改正そのものには賛成していても、いま改正案を提出している政権や政党の顔ぶれを見て反対に回る、という意見がある。「どこを変えるか」と「誰が変えるか」が同じ賛否の中に混ざったまま議論が進んでしまう。 論点「改憲全般」へ

    確かめる一次資料

    話し合いの問いの例

    1. 自衛隊の存在を憲法9条に明記すべきか。
    2. 大規模災害や感染症のような緊急事態に備える条項を、憲法に新たに設けるべきか。
    3. 国民投票の承認条件に、最低投票率の定めを新たに設けるべきか。

    まだ確かめていないこと世論調査、全政党の案、施行後の条文、臨時国会の動き
    • 収集した投稿は世論調査ではありません。投稿の比率から、国民投票の結果や全国の賛否を予測することはできません。
    • 資料クイズは以前に抽出された投稿集合だけを再確認しています。全投稿を網羅して主張の出現数を調べたものではありません。
    • 政党の説明はその党の見解です。資料との照合は、提案に賛成・反対すべきかを判定するものではありません。
    • 立憲民主党・日本維新の会・公明党・日本共産党などの公式の改正案や見解は、まだ集めていません。このページは全政党の案を比べていません。
    • 国民投票法の改正の施行後の条文は、まだ確かめていません。
    • 臨時国会で憲法審査会が開かれるかどうかは、2026年10月12日より後の動きを確かめていません。
    • 「憲法はこれまで改正されていない」と明言した公的機関の文章は見つけていません。0回という説明は、e-Govの改正履歴で確かめたものです。
    このページの作り方と、集計の全データ

    詳細データ

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    論点別件数(main_issue)
    改憲全般802
    9条・自衛隊436
    緊急事態条項335
    国民投票・広告285
    政党・発議手続き175
    情報・議論の質103
    その他16
    合計2152
    改正への態度(stance)
    慎重・反対1445
    中立238
    手続き重視90
    改正推進379
    合計2152
    感情の強さ(intensity)
    high854
    medium1097
    low201
    合計2152
    件数の出所

    ページ上の件数はすべて正典の意見2152件から scripts/build_constitutional_arena.py が生成しています。